元日本代表FWと現なでしこジャパンのエースが“聖夜”に楽しく語らった。

　播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』にて、アーセナル・ウィメンFC所属の岩渕真奈との対談の前編が１月12日に公開された。

　対談当日は昨年の12月24日。サンタ帽を被った播戸氏から「クリスマスは意識されるものなんですか？」と問われた岩渕は、「何の意識か、ちょっとハテナですけど（笑）」と笑いが起こるなど、和やかな雰囲気でスタートした。

　イングランドの生活について、岩渕は「長谷川唯とか冨安健洋選手もいるので、ものすごく楽しみながらできています」と明かす。同国のリーグのレベルについては「あくまで個人的な意見」と前置きしつつ、設備の充実度やリーグの母体の大きさ、国外の代表クラス選手が多く集まっていることなどを挙げ「世界一のリーグ」と太鼓判を押す。

　また、播戸氏がかねてより気になっていたという「アーセナルはベストゴールなど、男子女子関係なく誰が一番なんや？ みたいなのあるじゃないですか」と、男女分け隔てなく評価される文化について質問されると、「男女一緒なんだというのはものすごくビックリしました」という。
 

　アーセナルは世界規模の大きなクラブだからこそ女子チームにもファンが多く、男女問わず見てもらえる仕組みがあり、大規模な宣伝活動や難民キャンプでのサッカー普及活動や寄付、社会貢献活動までできる強みがあると、岩渕は考えている。

　その中の一員としてプレーできている現状について、「いま、サッカーを長年やってきたなかで一番楽しい」と語る。

　アーセナルには代表クラスが揃い、ハイレベルである一方、「メンタルの起伏が激しい」「うまくいかないとき、みんなで頑張ろうよっていう感じは日本人のほうがあるのかな」といった見解も。対談は播戸氏のさすがの話術で、岩渕から貴重な話が引き出されるなど、充実の内容となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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