ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は、この１月に日本人選手が数多くプレーするベルギー１部の選手の「推定市場価格」を更新した。

　これは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける“市場価値”を示す指標として定評がある。

　180万ユーロ（約２億2500万円）から250万ユーロ（約３億1250万円）に急上昇したのが、ユニオン・サン＝ジロワーズのMF三笘薫だ。ブライトンからレンタル中の24歳は、左ウイングバックのレギュラーの座を掴みつつあり、ここまで５ゴール・３アシストをマークしている。

　ベルギー勢日本人トップの伊東純也（ヘンク）は、800万ユーロ（約10億円）から750万ユーロ（約９億3750万円）にダウン。『transfermarkt』は「チームの不振もあり、５０万ユーロのダウンとなった」と伝えている。

　そのほかの日本人選手も軒並みダウンとなるなか、三笘のほかに唯一アップしたのがシント＝トロイデン（STVV）のシュミット・ダニエルだ。60万ユーロ（7500万円）から65万ユーロ（約8100万円）の微増ながら、29歳という年齢を考えると“異例”と言えるかもしれない。

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　ベルギー1部でプレーする日本人選手の更新された「推定市場価格」は以下の通り（新加入は除く）。

伊東純也（ヘンク）　750万ユーロ（約９億3750万円）　↓50万ユーロ減
三好康児（アントワープ）　280万ユーロ（約３億5000万円）　↓20万ユーロ減
三笘薫（ユニオンSG）　250万ユーロ（約３億1250万円）　↑70万ユーロ増
森岡亮太（シャルルロワ）　200万ユーロ（約２億5000万円）　↓20万ユーロ減
原大智（STVV）　90万ユーロ（約１億1250万円）　↓10万ユーロ減
橋岡大樹（STVV）　90万ユーロ　↓10万ユーロ減
林大地（STVV）　80万ユーロ（約１億円）　→増減なし
鈴木武蔵（ベールスホット）　70万ユーロ（約8750万円）　↓20万ユーロ減
シュミット・ダニエル（STVV）　65万ユーロ（約8100万円）　↑５万ユーロ増
松原后（STVV）　50万ユーロ（約6250万円）　→増減なし
伊藤達哉（STVV）　20万ユーロ（2500万円）　↓10万ユーロ減
※１ユーロ＝約125円で換算。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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