劇的な決勝点を叩き出しだした日本代表MFに、称賛の声が寄せられている。
現地時間12月4日に開催されたラ・リーガ第16節で、久保建英が所属するマジョルカは、昨シーズンの王者アトレティコ・マドリーと敵地で対戦。68分に先制点を奪われながらも、80分と91分にゴールで逆転勝利を飾っている。
ここまで7試合勝利がなかったマジョルカに、勝点3をもたらしたのが久保だ。1‐1で迎えた後半アディショナルタイム1分、アトレティコのセットプレーの流れから、裏のスペースへ抜け出すと、FWアンヘル・ロドリゲスからのパスを受け、そのままドリブルで独走。名守護神ヤン・オブラクとの1対1を制し、股を抜くシュートでネットを揺らしてみせた。
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敵地ワンダ・メトロポリターノでの初勝利に導く
鮮やかな決勝点を奪った日本の至宝を現地メディアも称賛している。全国紙の『AS』は「タケ・クボがスーパーヒーローに扮装する」と題した記事を掲載。「マジョルカにとって歴史的な午後になった。ワンダ・メトロポリターノで初勝利を収めた」と綴り、17番の活躍を次のように称えている。
「冷血でスーパーヒーローに扮した千両役者のクボが、アトレティコ戦で初ゴールを決めた。マジョルカは真剣に、信念を持って戦えば、何でもできることを示した」
出場から17分で大仕事をやってのけた久保。この20歳はやはり期待を裏切らない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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