不世出の天才ディエゴ・マラドーナがこの世を去って1年――。
現地時間11月28日に行なわれたセリエA第14節のナポリ対ラツィオ戦の試合前、その名が冠されたナポリの本拠地「ディエゴ・アルマンド・マラドーナ・スタジアム」では、25日に一周忌を迎えたマラドーナの追悼セレモニーが行なわれた。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も駆けつけたスタジアムでお披露目されたのが、選手として最盛期を過ごし、数々の伝説を残したナポリの英雄を模した銅像だ。
「10」の数字の上で躍動するマラドーナの銅像は、左足が金色に彩られており、台座には「Grazie Diego(ありがとうディエゴ)」とメッセージが刻み込まれている。
【画像】左足が黄金の輝き!お披露目されたマラドーナの銅像
一周忌の追悼セレモニーを実施
選手たちはマラドーナの肖像がデザインされた特別なユニホームを身に纏い、ラツィオを4-0で圧倒。英雄に勝利を捧げた。
試合後、GKのダビド・オスピナは、「ディエゴのために勝ちたかった。彼に対する敬意が後押しになった」とコメントした。
セリエAで首位を走るナポリは、マラドーナ在籍時の89-90シーズン以来、32シーズンぶりのスクデットへ向けて好調を維持している。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部