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「すさまじい変貌ぶりですね」関東リーグ2部にプロで活躍した実力者が続々と参戦…“小江戸”からJリーグを目ざす街クラブの挑戦

カテゴリ:Jリーグ

河野正

2026年05月28日

唯一無二のクラブになりたい――。チーム名に込められた思い

村松監督(右)は就任3年目を迎えた。最下位からの巻き返しに期待がかかる。写真:河野正

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 39歳になったベテランの小池は、「リーグ全体の水準は接近しているので、力を出し切れば成績は残せると思うが、まだうまく表現できていません」とチームの現状を指摘。やるべきポイントについては、「球際でアグレッシブに戦い、素早く寄せるなどベースのところをしっかりやりながら特長を出すことが必要」と提言する。

 ほとんどの選手は午前練習が終わると、午後から仕事に入る生活スタイルだ。サッカーが好き、クラブが好き、川越の街と人が好きという思いが伝わる。

 移籍1年目で主将に指名された小池は、川越市と同じ東武東上線沿線の比企郡嵐山町の出身。ここで育ち、浦和レッズでプロのキャリアをスタートさせたとあり、「自分の経験を若いチームに還元し、新たな挑戦をしたくて埼玉に戻ってきた。歴史と文化のあるこの街で、プロスポーツクラブが誕生していく過程は魅力的ですね。そんなクラブ理念が今の自分のモチベーションになっています」と熱き思いを口にした。
 
 現在、クラブの収入源はスポンサー(約350社)とグッズ売上が大半を占めるが、将来的にはスポンサー、グッズ、チケットに依存しない新たな収益づくりを模索中だ。藤川部長は「3つの収入源を大切にしつつ、これと同等のビジネスモデルを構築したいという思いから、このスローガンを標ぼうさせていただきました」と難題への挑戦が誇らしそうだ。

 チーム名のF.Cに「.」をひとつ付けたのは、唯一無二のクラブになりたいという思いが込められている。川越市は江戸時代、川越藩の城下町として繁栄し、“小江戸”と呼ばれた。そんな風情を残す街からプロクラブが誕生する日が楽しみだ。

取材・文●河野 正
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