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「オランダ代表への警告だ」怪我から復帰の日本代表アタッカーも今季初ゴールで存在感!「何かが起こるかもしれない。W杯への希望は捨てない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2025年12月09日

1年前と酷似する流れ。「オランダに来て2年。今季はやっぱり結果を残したい」

 三戸の話を伺っているうちに、“この流れは1年前と似ているぞ”と私は感じていた。

 2024年のパリ五輪で日本代表として活躍した三戸だったが、スパルタに戻ってくると調子が戻らず第2節から交代要員になった。それでも練習での強度向上が認められ、第16節のNEC戦で久々のスタメン復帰。それが昨年12月15日のことだった。

 以降、三戸はスパルタの主力アタッカーとして後半戦を一気に駆け抜けて、6月には日本代表デビューマッチで好プレーを披露した――。

 そんな話をしてから、三戸に「昨季の経験が大きかったのでは? 今季は序盤、戦線離脱しましたが、『今回もやれるぞ』という思いがあるのでは?」と訊いた。

「そうですね。リーグ戦は今年2試合、カップ戦が1試合あります。そこから25-26シーズンの後半戦もしっかりやれば、どうですかね。何かが起こるかもしれない。ワールドカップの希望は捨てずに頑張りたい」
 
――3季目(正確には2.5季目)ということで総仕上げのつもりで挑んだシーズンだったはず。何か夏に繋がるようなものを残したいですね

「オランダに来て2年経つ(三戸のスパルタ加入は24年1月)。今シーズンはやっぱり結果を残したいです。昨日は上田綺世くんが4得点しましたし。凄かった」

――上田選手も、現在、シント=トロイデンでブレイクしている山本理仁選手も、3季目にして花開きました。

「そういう選手たちのことも参考になるなと頭の片隅に置きたい。自分は結果が出てないからといって、気持ちが落ちこむことはない。うまく自分のことを掻き立てることができます」

 斉藤光毅(元スパルタ。現QPR)に続く、モウリス・スタイン監督のお気に入り。三戸への守備での要求は大きいが、攻撃面では個のストロングポイントを尊重してくれる指揮官だ。“何かを起こす”ために、三戸には今季、その俊足、機敏さ、技術を惜しみなく出し切ってほしい。

取材・文●中田 徹
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