【北中米W杯出場国紹介|最終回:日本】前回大会で得た自信と前向きな悔しさ。3年半で積み上げてきたもの。目標に掲げる優勝は夢物語では片づけられない
カテゴリ:日本代表
2026年05月07日
おそらく本大会に向けて、何かを仕込んでいるはずだ
その一方で、“聖地”ウェンブリーでのイングランド戦では、怪我で招集できない選手を除く、ベストメンバーと見られるスカッドで、前半にリードを奪って逃げ切るという、カタール大会のドイツ戦やスペイン戦、0-2からの大逆転で、歴史的な勝利となった昨年10月のブラジル戦とも違う勝ち方で、確かな手応えを得ることができた。
もちろん相手がハリー・ケインなど多くの主力を欠いたこともあるが、ゲームプランとして確かな手応えを得られる試合となったのは間違いない。三笘の決勝弾は鮮やかなカウンターから生まれた。
カタール組の一人である谷口彰悟(シント=トロイデン)を中心に、右の渡辺剛(フェイエノールト)、左の伊藤洋輝(バイエルン)が組む3バック、その背後を守る鈴木彩艶(パルマ)とともに、粘り強さと柔軟性を見せて、プレミアリーグで活躍するアタッカー陣を封じ込めた。さらに試合を締める段階では、成長著しい鈴木淳之介(コペンハーゲン)を左ウイングバックに投入して守備の強度を高めるなど、試合の状況に応じた起用も勝因となった。
決勝まで最大8試合を想定すれば、いわゆる“戦術カタール”と呼ばれる、前半を耐えて後半に逆襲するプランだけで、安定して勝ち続けることはほぼ不可能だ。
理想を言えば、優勝候補の列強が相手でも、できるだけボール保持を長くして守備の時間を減らしたいところだが、森保監督が第一期からテーマに挙げていた“臨機応変”がチームには浸透している。
ここまで目に見えているものはベースであって、おそらく本大会に向けて、何かを仕込んでいることは、取材を通じて、森保監督もほのめかしている。それが何かは蓋があくまで楽しみにしたいところだ。
もちろん相手がハリー・ケインなど多くの主力を欠いたこともあるが、ゲームプランとして確かな手応えを得られる試合となったのは間違いない。三笘の決勝弾は鮮やかなカウンターから生まれた。
カタール組の一人である谷口彰悟(シント=トロイデン)を中心に、右の渡辺剛(フェイエノールト)、左の伊藤洋輝(バイエルン)が組む3バック、その背後を守る鈴木彩艶(パルマ)とともに、粘り強さと柔軟性を見せて、プレミアリーグで活躍するアタッカー陣を封じ込めた。さらに試合を締める段階では、成長著しい鈴木淳之介(コペンハーゲン)を左ウイングバックに投入して守備の強度を高めるなど、試合の状況に応じた起用も勝因となった。
決勝まで最大8試合を想定すれば、いわゆる“戦術カタール”と呼ばれる、前半を耐えて後半に逆襲するプランだけで、安定して勝ち続けることはほぼ不可能だ。
理想を言えば、優勝候補の列強が相手でも、できるだけボール保持を長くして守備の時間を減らしたいところだが、森保監督が第一期からテーマに挙げていた“臨機応変”がチームには浸透している。
ここまで目に見えているものはベースであって、おそらく本大会に向けて、何かを仕込んでいることは、取材を通じて、森保監督もほのめかしている。それが何かは蓋があくまで楽しみにしたいところだ。
カタール大会からのメンバーを軸に、ラージグループを広げながらチームを進化させてきた森保ジャパン。遠藤や南野をはじめ、怪我人の多発が悩みの種になっているが、森保監督が今、揃えられる最高のメンバーで、本大会に挑んでいってくれるはず。
まずは5月15日に発表されるメンバーが、アクシデントなく、オランダとの初戦を迎えられることを願いたい。
文●河治良幸
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