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【北中米W杯出場国紹介|第45回:チュニジア】徹底した現実主義。いかに効率良く得点を奪い、相手の焦りを誘えるか

カテゴリ:ワールド

河治良幸

2026年05月04日

勝利の鍵を握るのは、やはり決定力だろう

元フランス代表MFのラムシが指揮。14年ブラジル大会ではコートジボワール代表を率い、ザックジャパンと対戦も。(C)Getty Images

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 4-2-3-1の場合は、2列目のアクセント役としてメジブリやアニス・ベン・スリマン(ノリッジ)の存在が重要になってくる。4-3-3ならスキリをアンカーに、ドリブル能力の高いイスマエル・ガルビ(アウクスブルク)やボール奪取力に優れるラニ・ケディラ(ウニオン・ベルリン)が攻守の強度を高める。

 最終ラインはモンタサル・タルビ(ロリアン)が、ふくらはぎの負傷でしばらく欠場していたが、すでにリーグ・アンでの試合に復帰しており、ラムシ監督としても一安心だろう。

 彼の相棒は190センチのアラー・グラム(シャフタール)か、機動力のあるオマル・レキク(マリボル)あたりが争うと見られる。

 右サイドバックのムタズ・ネファティ(ノルシェーピン)は21歳と若く、本大会で評価を高めたい一人だ。
 
 GKは、2023年の日本戦にも出ていたアイメン・ダーメン(CSスファクシアン)が正守護神だったが、新体制で誰が開幕戦のゴールを守るかは不透明だ。

 日本、オランダ、スウェーデンと対戦するF組は、大会全体の中でもかなり厳しいグループと見られる。3試合ともに、粘り強い守備がチュニジアのベースになることは間違いないが、勝利の鍵を握るのは、やはり決定力だろう。

 おそらく3試合ともチャンスはそれほど多くないなかで、いかに効率良く得点を奪い、相手の焦りを誘う展開に持っていけるか。ラムシ監督のプランと選手のパフォーマンスが噛み合えば、厳しいF組を勝ち抜いて、世界を驚かせることも可能だ。

文●河治良幸

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