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「オランダ代表への警告だ」怪我から復帰の日本代表アタッカーも今季初ゴールで存在感!「何かが起こるかもしれない。W杯への希望は捨てない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2025年12月09日

一時帰国後、JISSでの3週間。「マインドセットできました」

取材後、クリスマスツリーの前でポーズを取ってくれた。写真:中田徹

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 手術を必要とする怪我ではなかったが、痛みがあったので日本のJISS(国立スポーツ科学センター)で3週間リハビリした。

「自分としては今シーズン前に日本代表に入り、そこでちょっと自信が付いた部分もあった(注:三戸はインドネシア戦で鎌田大地のゴールをアシスト)。『ここからだ』というときに怪我してしまったので、やっぱり悔しいなという思いがありましたが、怪我をしたことで気持ちの整理ができたというか、リラックスできました。チームのことも俯瞰して客観的によく見ることができました。焦りは無かったというか『ここからやればいい』という気持ちでした』

――「リラックスできた」というのはちょっと意外でした。もっとピリピリしていたのかなと想像してました。

「日本に帰ったのは、日本語でリハビリしたかったというのもありますが、『ちょっと思い詰めていたところがあったのかな』と感じたこともあり、一旦、日本に帰ってマインドセットしたというところもありました」

――JISSに集まる、異なる競技の選手たちとの交流が励みになると聞いたことがあります。それも良かったのでは?

「はい。JISSには世界で戦っている方や、日本代表・日本代表候補の選手たちが来る施設です。そこで自分と同じようにリハビリするさまざまな競技のアスリートたちと話をして、面白かったし楽しかった。1日のサイクルも競技によって違ったり」
 
――サッカー選手とはまったく違うものですか?

「やっぱり全然違いますね。例えばスキーの選手と『雪上トレーニングのできない夏は、こういうことをしている』といった話など、知らないことばかりを聞いて、『そうなんだ、そうなんだ』と。知らないことが多すぎたので、すごい楽しかったですね」

――アスリートの方からしても、オランダでプレーしているサッカー選手と会って話を聞く機会なんてそうはないでしょうからね。

「相手の方からしても貴重...か、どうだったか分かりませんけれど(笑)、自分は関わることができたと思ってましたし、すごく良い時間でした。怪我をしなければ無かったことですし、自分はプラスにとらえてます。だから、ずっと苦しかったというわけでもありませんでした」

――人として良かったと。

「そうですね。いろいろと勉強できました」
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