「シュウ・カモの解雇を想起」豪メディアが決戦を前に森保監督の進退に着目「日本が敗れればモリヤスの将来について…」

2021年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「モリヤスへの監視の目は厳しさを増している」

森保監督は日本を7大会連続のW杯出場へ導くことができるか。(C)SOCCER DIGEST

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の3試合を終え、1勝2敗と大苦戦を強いられている日本は、10月12日に3連勝でグループ首位に立つオーストラリアとホームで相まみえる。
【PHOTO】必勝のオーストラリア戦に向けて練習を実施した日本代表!

 引分け以下は許されない大一番を前に、森保一監督の周辺が騒がしくなるなか、オーストラリア側も対戦国の指揮官の解任危機に着目。『7NEWS』は過去の歴史も交え、危機的状況を以下のように伝えている。

「来年のカタール大会に出場(ストレートイン)できるのは上位2チームのみのなか、グループBの4位に甘んじている日本の苦境は、かつての苦しい戦いを想起させる。1997年10月、中央アジアを回っていたシュウ・カモ(加茂周)は、カザフスタンと引き分けた後に解任され、代わりにアシスタントのタケシ・オカダ(岡田武史)が就任。彼が率いたチームは、イランとのプレーオフを経て、初の本戦出場を決めたのである。

 現在行なわれている予選でも、同じようなシナリオが展開される可能性がある。開幕3試合でオマーンとサウジアラビアに敗れ、無敗のサッカルーズとの対戦が迫っていることから、ハジメ・モリヤス監督への監視の目は厳しさを増している。万が一、相手の勝点を12とすることがあれば、サッカー協会はモリヤスの将来について決断を迫られることになる」
 
 また、同メディアはイングランド2部のストークでプレーし、トッテナムやエバートンなどからの関心が報じられているハリー・サウターの日本戦に向けたコメントも紹介。「彼らが脅威にならないと考えるほど愚かではないが、最終的には我々が脅威になるよ」と意気込みを示す22歳のDFは、マッチアップする可能性のある古橋亨梧について、こう語っている。

「通常とは異なるタイプのストライカーで、チャンピオンシップ(イングランド2部)での対戦もあり得るような選手だ。彼が優秀な選手であることは分かっている」

 森保ジャパンは、2009年以来負けていないオーストラリアを叩き、自動出場権獲得に望みを繋げることができるか。『7NEWS』が「サムライブルーは攻撃面で苦戦しており、先月の中国戦でのユウヤ・オオサコのゴールが唯一の得点」と指摘したように、浮沈の鍵は攻撃陣の奮起にありそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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