オーストラリアの分厚い壁を途中出場の岩渕が終了間際に打ち砕く!
87分、岩渕がついに先制ゴール! オーストラリアを下し、日本が4強入りを決めた。(C) Getty Images
女子ワールドカップの準々決勝に臨んだなでしこジャパンは、岩渕真奈の決勝ゴールで1-0でオーストラリアを下し、2大会連続のベスト4に進出した。
【女子W杯PHOTOギャラリー】なでしこジャパン「激闘の軌跡」
試合は、終始日本が押し込んだ。立ち上がりからボール支配率で優位に立った日本は、持ち前のパスワークからチャンスを量産。2トップの大野忍、大儀見優季を軸に再三決定機を作り出す。
22分にはインターセプトから川澄奈穂美が抜け出し、ゴール前に正確なクロスを送り込む。これに走り込んだ大野がボレーで合わせたが、惜しくも枠を外れた。日本はその後も宮間あやのミドルや岩清水梓のヘディングシュートなどでゴールを脅かしたものの得点には至らず、スコアレスで前半を折り返した。
後半に入ると、日本はさらに攻勢を強める。69分には右サイドを崩してビッグチャンスを作り出す。川澄のボールキープから有吉佐織が抜け出し、そのクロスに飛び込んだ宮間が鮮やかなヒールボレーで狙う。しかしこれもわずかに枠をそれてしまった。
72分、佐々木監督はここまで再三チャンスに絡んできた大野に代えて岩渕を投入し、勝負に出る。
そして終盤に入り、延長戦が見えてきた87分についに待望の先制点が日本に生まれる。左CKからの混戦でこぼれたボールに岩渕が反応、右足で押し込みゴールネットを揺らした。
最後はオーストラリアがロングボールを放り込んで攻勢に出たが、終盤に投入された澤穂希らを中心に落ち着いてその攻めを撥ね返し、1-0のまま試合終了。なかなかゴールを奪い切れない苦しい展開ながらもオーストラリアを下し、日本がベスト4に名乗りを上げた。
【女子W杯PHOTOギャラリー】なでしこジャパン「激闘の軌跡」
試合は、終始日本が押し込んだ。立ち上がりからボール支配率で優位に立った日本は、持ち前のパスワークからチャンスを量産。2トップの大野忍、大儀見優季を軸に再三決定機を作り出す。
22分にはインターセプトから川澄奈穂美が抜け出し、ゴール前に正確なクロスを送り込む。これに走り込んだ大野がボレーで合わせたが、惜しくも枠を外れた。日本はその後も宮間あやのミドルや岩清水梓のヘディングシュートなどでゴールを脅かしたものの得点には至らず、スコアレスで前半を折り返した。
後半に入ると、日本はさらに攻勢を強める。69分には右サイドを崩してビッグチャンスを作り出す。川澄のボールキープから有吉佐織が抜け出し、そのクロスに飛び込んだ宮間が鮮やかなヒールボレーで狙う。しかしこれもわずかに枠をそれてしまった。
72分、佐々木監督はここまで再三チャンスに絡んできた大野に代えて岩渕を投入し、勝負に出る。
そして終盤に入り、延長戦が見えてきた87分についに待望の先制点が日本に生まれる。左CKからの混戦でこぼれたボールに岩渕が反応、右足で押し込みゴールネットを揺らした。
最後はオーストラリアがロングボールを放り込んで攻勢に出たが、終盤に投入された澤穂希らを中心に落ち着いてその攻めを撥ね返し、1-0のまま試合終了。なかなかゴールを奪い切れない苦しい展開ながらもオーストラリアを下し、日本がベスト4に名乗りを上げた。