名古屋が柿谷&木本&マテウス弾で3-1先勝!FC東京はアダイウトンの一撃でアウェーゴールをゲット【ルヴァン杯】

2021年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋は2点リードで第2戦へ

先制点を叩き込んだ柿谷。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 10月6日、ルヴァンカップ準決勝の第1戦2試合が各地で開催。豊田スタジアムで行われた名古屋対FC東京の一戦は、3-1で名古屋が先勝した。

 ホームの名古屋はGKランゲラック、DFは成瀬竣平、中谷進之介、キム・ミンテ、吉田豊、MFは稲垣祥と木本恭生のダブルボランチ、右にマテウス、左に相馬勇紀、FWに柿谷曜一朗と前田直輝を起用した。

 アウェーのFC東京は代表戦で長友佑都とジョアン・オマリが不在。さらにレアンドロと小川諒也が出場停止となっている。GKに波多野豪、DFは中村拓海、ブルーノ・ウヴィニ、森重真人、蓮川壮大、MF青木拓矢、安部柊斗、三田啓貴、FWに渡邊凌磨、永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラという顔ぶれになった。

 試合はホームチームが先制する。中谷のロングボールからマテウスがDF蓮川との競り合いでボールを奪うと、走り込んだ稲垣へ落とす。稲垣はワンタッチで中央へクロスボールを供給すると、反応した柿谷がゴール右へ流し込み、名古屋が17分にネットを揺らす。

 FC東京も徐々に相手陣内へ押し込む時間帯を増やすと、44分に永井が抜け出しペナルティエリア内に侵入。しかしシュートコースを限定されGKランゲラックに防がれてしまう。
 
 55分に両ベンチが動く。名古屋は相馬と成瀬がアウトし、森下龍矢と長澤和輝がイン。守備時には5バックに移行する布陣に。FC東京はB・ウヴィニと三田を下げて渡辺剛と東慶悟を投入した。

 中盤での争いから59分に柿谷が絶好機を迎える。ペナルティエリア内でフェイントを入れてDFを剥がしシュートを放つが、これは力なくGK波多野に処理されてしまう。

 直後にFC東京もカウンター。永井が敵陣に攻め込むもののシュートまで持ち込めず。

 すると69分、名古屋が一瞬の隙を突く。FKの流れから最後はゴール前の混戦で木本が押し込みネットを揺らす。2-0とリードを広げた。

 アウェーゴールの欲しいFC東京は72分にビッグチャンスを迎えた。交代出場の田川亨介が渡邊凌の左サイドからのクロスに合わせ強烈な左足のボレーを放つが、GKランゲラックに弾かれてしまう。

 終盤に両チームに得点が生まれる。FC東京はアダイウトンが独走してゴール右隅のネットを揺らす。直後に名古屋もマテウスの個人技からゴールを決める。第1戦は3-1で名古屋が勝利を収めた。

 この結果、名古屋が2点リードで先勝。FC東京も貴重なアウェーゴールを持ち帰った。決勝進出をかけた第2戦は10日にFC東京のホームで行われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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