「クボがいない」「古橋も?」アジア最終予選で対戦するサウジのサポーターが日本代表メンバーに驚き

2021年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々にはチャンス」

負傷のため招集が見送られた久保(左)と古橋(右)。(C)Getty Images

 9月28日、日本サッカー協会(JFA)は、カタール・ワールドカップのアジア最終予選、10月7日のサウジアラビア戦、12日のオーストラリア戦に挑む日本代表メンバー25人を発表した。

 また、同日にサウジアラビアも25人の選手を発表。フランス人指揮官エルヴェ・ルナール監督のもと、日本、そして中国と戦う。

 選手選考については現地でも様々な意見が飛び交っているようだが、サポーターたちは日本の招集リストにいくつかの名前がなかったことに驚いているようだ。SNS上では「クボ(久保建英)がいないのはなぜ?」「フルハシ(古橋亨梧)の名前がない」といった意見がみられた。

 東京五輪に参加し、ラ・リーガのレアル・マドリーが保有し現在はマジョルカでプレーする久保は、先日膝の負傷が発覚。現地メディアによれば、最低でも3~4週間の離脱が見込まれているとされる。久保自身がSNSで「しばらくチームを離れる」と明言しており、今回の最終予選には参加できないことが明らかになっていた。
 
 そして、今夏にヴィッセル神戸からスコットランド1部セルティックに移籍した古橋亨梧は、9月7日に行なわれたアジア最終予選第2戦の中国戦で負傷。クラブに戻り、現在も治療およびリハビリに務めている。戦線復帰は10月中旬になるのではと報じられている。

 両者ともに海外での活躍が度々報じられていることから、サウジアラビアのサポーターの間にも驚きが広がっているようだ。SNS上の意見では、「彼らがいないことで我々のチャンス」「最終予選の2試合を見ても、クボとフルハシは攻撃をけん引していた。その"松明"が不在であることは有利だ」といったコメントや、「南野や冨安はいるじゃないか!」「5人くらいを除いて、ほぼ全員が海外でプレーしているな」といった声もみられた。

 日本代表にとっては難敵のひとつであるサウジアラビア。現地メディアによれば、当日は、会場であるキング・アブドゥラ・スポーツシティに約3万人近くの集客が見込まれているという。森保ジャパンは、彼らを驚かせるプレーを見せることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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