「なんて美しいゴール」“黄金の左足”が炸裂した堂安律のミドル弾を選出!【日本人欧州組・9月の月間ベストゴール】

2021年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人は「やっとチームを助けることができました」

対戦相手として菅原も出場したAZ戦で、堂安が衝撃の一発を奪った。(C)Getty Images

 欧州の各国リーグで奮闘している日本人選手が挙げた得点の中から、サッカーダイジェストWeb編集部がその月のベストゴールを選定する今企画。第1回目となる2021年9月の"最優秀弾"としてセレクトしたのは、日本期待のレフティが決めたミドルシュートだ。

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9月の月間ベストゴール
堂安律(PSV)[9月11日、エールディビジ第4節AZ戦(3-0)の83分]

 東京五輪参加や負傷の影響で、開幕から出番のなかった日本代表MFが、今シーズン初出場でいきなり魅せた。

 55分から出場したレフティが、圧巻の一撃を沈めたのは2-0で迎えた83分だった。ハーフウェイライン付近でパスを受けると、右サイドから持ち上がり、中央へ切れ込む十八番の形から、得意の左足を一閃。強烈なシュートで鮮やかにゴールネットを揺らしてみせた。思わず本人も雄叫びを上げる、まさに会心のゴールだった。

【動画】華麗なドリブルから強烈なシュート!堂安が決めた衝撃のミドル弾
 
 ようやく"初仕事"を成し遂げたアタッカーは、試合終了直後にインスタグラムで「やっとチームを助けることができました」と、今シーズン初出場での初ゴールを報告。これには対戦相手として出場していたAZの菅原由勢も、拍手の絵文字で祝福している。

 また、現地メディアも、この鮮烈な初ゴールをこぞって激賞した。

「なんて美しいゴール。交代で活躍した日本人は、斜めに入って行き、見事にシュートを放った。PSVの価値を示した」(『VI』)
「ドウアンは華麗なドリブルをし、カットインしてシュートを放った」(『De volkskrant』)
「素晴らしいゴールだった」(『De telegraaf』)

 今夏にブンデスリーガへの移籍が取り沙汰されながらも、PSVの要求額を満たすオファーがなく、残留となった23歳。改めてその価値を証明する一撃だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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