札幌、C大阪に2発で3日前の雪辱! 乾はキャプテンマークを付け、復帰後初スタメンも勝利で飾れず…

2021年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

随所に個の能力を見せた乾だが、ゴールには至らず

ドリブルで札幌陣内へ攻め込む乾。札幌は集中力の高い守備でゴールを割らせなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは9月11日、各地で28節の6試合を開催。ヨドコウ桜スタジアムでは、セレッソ大阪対北海道コンサドーレ札幌の一戦が行なわれた。

 このカードは8日にも札幌ホームで行なわれ、この時はC大阪が3対0で勝利を収めた。中2日での再戦となったこの試合で、乾貴士が初スタメンを飾った。

 試合は札幌がボール保持を高め敵陣に攻め込むが、C大阪も乾が随所に足技で魅了。個の打開力を見せつける。しかし、前半はアウェーの札幌が多彩な攻撃パターンからチャンスを掴むものの無得点で終了した。

 迎えた後半も札幌がチャンスを創出するが、C大阪の粘り強いディフェンスの前に得点には至らない。

 それでも札幌は73分、駒井善成がドリブルで仕掛けエリア手前でファウルを誘い、FKを得ると、菅大輝が直接狙ったシュートは相手守備に阻まれるも、こぼれ球をドウグラス・オリベイラが押し込み、ついに均衡を破った。
 
 勢いに乗った札幌は、75分にも中盤での細かいパスワークから駒井が右サイドを抜け出し、バランスを崩しながらも丁寧にクロスを供給。これを中央に走り込んだ青木亮太が胸で押し込んだ。札幌がC大阪を突き放す。

 試合は、このまま2-0でタイムアップ。札幌が3日前の雪辱を果たし、勝点3を掴んだ。札幌は勝点39とし、一方のC大阪は同36のままとなっている。乾は、Jリーグ復帰後初スタメンを勝利では飾ることができなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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