「アジアNo1チームがまさか…」最終予選で同組ベトナムのメディアが酷評「相手がどこでも負ける」

2021年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まさかの激震だ」

写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影

 9月2日、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の初戦、日本代表対オマーン代表戦は、試合終盤に1点を奪われた日本が0-1で敗れた。

 最終予選で日本と同じグループBで戦うベトナムのメディア『thethao247』もこの結果を報じており、「アジアNo.1のチームがまさかの衝撃を受けた」と大々的に報じている。

「日本はオマーンに苦戦を強いられた。これはグループBにとって"激震"だ。彼らはその立場と格式から、極めて高い決意でオマーンとの闘いに臨んだ。試合の序盤はいくつかの良いチャンスを作った。しかし、彼らはオマーンの攻守に手を焼いた」

 そして、「見どころは前半の伊東(純也)のシュートが最大のチャンスだった」とし、日本代表チームの出来に疑問符を投げかけている。

「後半に入ると、滑りやすい濡れたフィールドという状況の中で、日本の得意とするショートパスを交換するプレーが大きく影響を受けた。森保一監督が指導し、選手たちが作り上げた美しい連係の場面は、ほとんど見られなかった」
 
 さらに、このように厳しい評価を綴っている。

「日本が本当の意味で2022年のカタール・ワールドカップへの2枚のチケットのうち1枚をストレートで手に入れようとしているなら、本当にやるべきことが多すぎる。なぜなら、彼らのプレーは決して印象的なものではなく、どのチームにも負ける可能性があることを露呈したからだ」

 ちなみに歴史的勝利を挙げたオマーンについては、「ディフェンスの確実性に加えて、カウンターアタックが非常に印象的だった。彼らはグループBの"震源"になる可能性を大いに秘めている」と称えている。

 ベトナムは現地時間2日にサウジアラビアと対戦し、1-3で敗れた。日本とは11月11日に対戦予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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