オマーン代表は９月２日、ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で日本代表と対戦し、１-０の勝利。試合後、決勝ゴールを挙げたFWイサム・アブダラ・アルサビが取材に応じ、喜びを語った。

　オマーンは立ち上がりから積極的に前へプレスをかけて日本を苦しめると、カウンターやセットプレーから好機を創出。そして終了間際の88分、右サイドからのクロスに走り込んだアルサビが、ニアサイドで合わせて値千金の決勝ゴールを奪った。

　途中出場でチームを勝利に導いたアルサビは、FIFAランキングでも格上（オマーンは79位、日本は24位）の日本から奪った勝利に、喜びをあらわにした。
 

「まず私たちのチーム、そしてコーチ陣やスタッフ陣、全員に対して祝いたいと思います。非常に良い結果を生むことができました。これは本当に私たちが一丸となって一生懸命ハードワークした結果だと思っています。この勝点３は非常に大きな意味を持っています。本当に喜んでいます」

　また、自身のゴールについては、「ラスト10分くらいで試合に出て、この勝利を決めるスコアを挙げることができて自分自身もびっくりしています」と驚きを隠せない様子でコメントした。

　これまで日本に対し、公式戦で勝利のなかったオマーンにとって、今回が日本戦で初めての白星。アルサビは改めて、「素晴らしい経験で、素晴らしい気持ち」と満足感を口にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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