林大地の移籍後初ゴールを守り切ったSTVVが5試合ぶりの白星! 原大智も新天地デビュー

2021年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

林大地の移籍後初ゴールを守り切ったSTVVが4試合ぶりの白星! 原大智も新天地デビュー

初先発で初ゴールと結果を残した林(左)。原(右)もベルギーデビューを果たした。 (C)STVV

 現地時間8月28日、ベルギーリーグ第6節が行なわれ、シント=トロイデンはアウェーでセルクル・ブルージュと対戦した。

 現在3連敗中のSTVVは、先日加入が発表された林大地が2トップの一角、シュミット・ダニエル、橋岡大樹が先発。ベンチには松原后、ケガから復帰した伊藤達哉、そしてラ・リーガのアラベスから期限付き移籍で加入した原大智が入った。

 試合開始直後から積極的なプレスを見せたが林は7分、ホラーバッハ監督の起用に応えた。右サイドに抜け出したムボヨが相手GKのミスを誘い、そのまま抜け出す。これに反応していた林が中央に走り込み、やや前のめりになりながらも、右足でどうにか合わせてゴールに流し込んだ。

 VARでオフサイドが審議されたものの、数分の確認ののち、林のベルギーでの初ゴール、そして貴重な先制点が認められた。

 その後、時間が経つにつれてやや押し込まれた展開になったが、前半は1-0のリードで折り返した。
 
 後半もスムーズに試合に入ったが、52分、後半から出場したロッコ・ライツがタックルで相手を倒し、一発退場に。65分、ムボヨとの交代で松原がピッチに登場し、ひとり少ないSTVVは守備固めをしつつ、1点を狙う。

 試合はその後も膠着状態が続くが守り切ったアウェーチームは、84分に林に代わった原大智を投入。最前線に入り、新天地デビューを飾った。

 試合は一人少ないSTVVが、守護神シュミットらの奮闘でアディショナルタイム6分を耐え、ウノゼロの勝利を手にした。

 初先発で決勝点となった先制ゴールをあげた林は、積極的な前線からのプレッシングに加え、体を張ったポストプレーも度々披露。すべてに競り勝っていはいないものの、前線で確かな存在感を発揮した。

 リーグ初戦のヘント戦以来5試合ぶりの白星、今シーズン2勝目をあげたSTVVは代表ウィークを挟み、9月13日に鈴木武蔵が所属するベールスホットと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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