「頼むから辞任してくれ!」118年間で最悪スタートのアーセナル。ファンが指揮官アルテタの車を囲む暴挙に!

2021年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

次節は敵地でのマンC戦と試練は続く

相次ぐ怪我人やコロナ陽性者で台所事情も苦しい。アルテタ監督はこの大ピンチを乗り切れるか。(C)Getty Images

 さすがに恐怖を感じたのではないだろうか。
【関連動画】アーセナル・ファンがアルテタ監督の車を取り囲む! クラクションが鳴り響くが…

 現地8月22日、イングランド・プレミアリーグの第2節が行なわれ、アーセナルは本拠地エミレーツにチェルシーを迎え撃った。白熱の攻防が期待されたビッグロンドンダービーだったが、結果はアーセナルの0-2完敗。開幕戦ではブレントフォードに0-2で金星を献上しており、不甲斐ない連敗を喫してしまった。無得点での開幕2連敗は、過去118年間でワーストのスタートだ。

 ハーフタイムにもタイムアップ時にも鳴り響いた大ブーイング。試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は「チームは非常に難しい状況にあるが、選手たちからはポジティブな反応が見られた。それはファンも同様で、我々を勇気づけてくれている」と話した。しかし英紙『The Sun』は「アルテタは完全にファン心理を見誤っていた」と評し、「なんと彼は帰り際、車をファンに囲まれてしまう」と伝えたのである。

 あろうことか、ファンが帰宅するアルテタの車を待ち伏せて行く手を阻み、数分に渡って取り囲んだのだ。同紙が紹介した動画では、「あんな内容で良いと思っているのか? アルテタ、頼むから辞任してくれ!」や「ミケル、悪いことは言わない。辞任は君のためでもあるんだよ」といったファンの言葉が収められている。
 
 やがてシビレを切らしたアルテタは激しくクラクションを鳴らしたが、それでも群衆は解けない。『The Sun』紙は「最後は他のサポーターが割って入って逃げ道の確保に成功。大きなトラブルには発展しなかった」と報じている。

 開幕2連敗を喫して、まさかのボトム2(19位)に沈んでいる名門アーセナル。水曜日にリーグカップ2回戦のWBA戦に臨み、土曜日のプレミアリーグ次節では、マンチェスター・シティ戦を敵地で戦う。はたしてアルテタ監督は初白星を挙げて、この窮地を切り抜けられるか。あるいはそのゲーム前、指揮官に対してなにかしらのアクションがあるのか──。ガンナーズの周辺が一気に騒がしくなってきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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