「差を感じちゃう」なでしこ岩渕真奈が五輪女子3決を注視「みんなゴールに向かってる」

2021年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「絶対強くなるなー」とアジアのライバルを警戒

アメリカと豪州が激突した五輪女子サッカーの3位決定戦を見守った岩渕。計7つのゴールが生まれた熱戦に、思うところがあったようだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 メダルをかけた熱戦を、なでしこジャパンのエース、岩渕真奈も見守っていたようだ。

 東京五輪の女子サッカー3位決定戦が8月5日に開催。アメリカとオーストラリアの一戦は4-3と点の取り合いとなり、アメリカが競り勝ち、銅メダルを手にした。

 岩渕は試合を観ながら、自身のツイッターを更新。前半は3-1とアメリカが2点のリードを奪う展開で「3位決定戦みてるけど、やっぱりみんなゴールに向かってる」と記し、泣き顔のアイコンとともに「当たり前の事だけどそんな事にすら差を感じちゃう」と続ける。

 後半に入ってすぐ、アメリカはこの試合の決勝点となる4点目をゲット。得点の内訳は、メーガン・ラピノーとカーリ・ロイドがそれぞれ2点ずつ。「ラピノーさんといいロイドさんといいアメリカのベテランさん達うますぎる」と岩渕も感嘆する。
 
 ビハインドのオーストラリアは後半に2点を返すも、反撃もそこまで。オーストラリアには、新シーズンに岩渕が新天地を求めたアーセナルのチームメイトがいるようで、「がんばれがんばれがんばれ」と声援を送った。

 そしてタイムアップ。「迫力しかないいい試合だった。アメリカの意地すごい」と勝者を称え、「次の大きな大会はオーストラリアとニュージーランドで開催される2023年のW杯。オーストラリア絶対強くなるなー」と、アジアのライバルを警戒した。

 金メダルを目指して挑んだ東京五輪は、無念の8強敗退だった、なでしこジャパン。次なる大舞台となる2年後のワールドカップに向け、日本の女子サッカーのけん引役でもある岩渕のさらなる活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【五輪PHOTO】ボーイフレンドはアルフォンソ・デイビス!美と強さを兼ね備えたカナダ女子FWジョーディン・ハイテマ!

【五輪代表PHOTO】日本女子史上初の5試合連続ゴール!なでしこを救った新No.10岩渕真奈!

【五輪代表PHOTO】得点能力と美しさを兼ね備えたカナダ女子代表FWジャニン・ベッキーを特集!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事