【J1】興梠の一発で勝負あり! 浦和がステージ優勝をさらに引き寄せる勝利!!

2015年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪が引き分けたため今節の優勝はなく、次節引き分け以上で確定。

52分に先制点を奪った興梠。重要な一戦でストライカーの仕事をこなした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグの第1ステージ15節は6月7日、全9試合が同時刻の16時に開催された。首位の浦和は、17位の清水と対戦し、1-0で勝利を収めたが、G大阪が神戸と引き分けたため、今節の優勝は決まらなかった。
 
 この試合に勝ち、2位のG大阪が神戸に敗れれば優勝が決まる浦和は、12分に李が惜しい場面を迎えたものの、やや硬さの見られる立ち上がりだった。低い位置から丁寧なビルドアップを見せる浦和は、猛然とハイプレスをかける清水の積極的な守備にミスを誘発しピンチを招いた。
 
 攻撃の糸口を見出せない浦和はセットプレーでチャンスを掴むものの、相手GK櫛引を中心とした粘り強い守備にゴールを割れない。結局、前半をスコアレスで折り返した。
 
 後半に入ると浦和はよりポゼッションと全体の連動性を高め、清水を押し込んでいく。すると52分、浦和は前線のコンビネーションで相手の守備を切り崩すと、最後は興梠が左足で逆サイドのゴールネットに流し込んだ。
 
 さらに65分にも興梠が決定機を迎える。左サイドからのグラウンダーのクロスに左足で合わせたが、これは櫛引の正面を突いた。
 
 逆に80分には、清水に絶好のチャンスが訪れる。石毛が左サイドを破り、中央へクロスを送ると大前が右足ボレーで狙う。ワンバウンドしたシュートの軌道は枠を捉えたものの、これはGK西川の好セーブに阻まれた。
 
 結局、その後は浦和が清水の反撃を許さず、1-0でタイムアップ。浦和が清水を下し、勝点3を積み上げたが、G大阪が神戸と引き分けたため今節の優勝はならなかった。浦和は次節、G大阪の勝敗に関わらず引き分け以上で優勝が決まる。
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