「とても暴力的なエジプト」優勝候補スペイン初戦はドロー。負傷者2名を生んだ敵チームを現地メディアが猛批判!

2021年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミンゲサ、セバージョスが負傷交代

開始わずか20分でDFミンゲサが負傷交代。(C)Getty Images

 7月22日、東京オリンピックの男子サッカー第1節が各地で行なわれ、グループCではU-24エジプト代表とU-24スペイン代表戦が激突し、スコアレスドローに終わった。

 スペインは、18歳ペドリらEURO2020に参加していたメンバー6人全員と、ダニ・セバージョスらオーバーエイジ3人が先発出場。ベストメンバーと言える布陣で初戦に臨んだ。

 しかし、序盤からエジプトの激しいチェックに苦しめられ、思うようにボールを回すことができず、得点を奪えない。また、22分にDFオスカル・ミンゲサ、前半終了間際にセバージョスが負傷交代という不測の事態に追い込まれてしまった。

 現地メディア『EL ESPANOL』は「暴力的なエジプトとのドロー」と敵チームを猛批判。「すくなくともセバージョスは重傷に見えた」と伝えた。
 
「スペインは前回の五輪でも悪夢のような経験をしているが、今回も同じようなかたちで始まった。ルイス・デ・ラ・フエンテが選択したチームは、得点に届かなかった。しかし、醜いタックルと暴力的なゲームぶりが目立ち、ミンゲサとセバージョスが負傷した。

 少なくともミンゲサは回復可能に見えたが、このチームはセバージョスを失って戦うことになるだろう。テル・モハメドは思わずアンダルシア人の足首を踏みつけてしまった。おそらく捻挫だったと思われる」

 加えて、自国チームのプレーぶりも「スペインはあまりにもゆっくりとしたペースでプレーした。このチームを活性化させるためには相当な労力が必要だ」と嘆き節だ。

 スペイン代表は25日にオーストラリア、28日にアルゼンチンと対戦する。果たして、負傷したふたりは再びチームに合流できるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事