「日本人の状況を注視」久保建英にR・ソシエダが関心と現地報道! シルバのバックアッパーとしての役割を期待か

2021年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラ・リーガは東京五輪決勝の翌週に開幕

久保は新シーズン、どこでプレーするのか。五輪でのパフォーマンスが去就を左右する可能性も。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表の一員として東京五輪を戦う久保建英のレアル・ソシエダへのローン移籍の可能性が浮上している。現地紙『AS』が7月15日付けで伝えた。

 レアル・マドリーからのレンタルで、ラ・リーガ1年目はマジョルカ、昨シーズンはビジャレアル、ヘタフェと、2シーズンで3クラブでの武者修行を経験している久保。新シーズンも再レンタルが濃厚とされており、新天地が注目を集めるなか、『AS』は昨夏も関心を寄せていたソシエダを候補に挙げている。

「クボはソシエダのフットボールディレクターであるロベルト・オラベのお気に入りの選手であり、オラベは昨シーズンにもレンタルでの獲得に興味を示していたが、最終的にはビジャレアルが契約を勝ち取った。優先順位は高くないが、現在も日本人の状況を注視しており、移籍の可能性が出てきた場合、サン・セバスチャンに連れてくることを再度試みるだろう」
 
 昨シーズンに5位に入り、ヨーロッパリーグの出場権を獲得したソシエダには、昨夏にマンチェスター・シティから元スペイン代表MFダビド・シルバが加入したが、負傷がちで、35歳という年齢もあり、リーグ戦21試合の出場に留まった。同じ技巧派レフティの久保には、そのバックアッパーとしての役割を期待しているようだ。 

「オラベは、彼をシルバの確かな代替選手として見ている。シルバはソシエダでの1年目に示したように、全試合に出場できるわけではなく、シーズンの重要な局面に備えるため休養が必要だ。そのためクボは歓迎されるだろう。ベルギー代表FWアドナン・ヤヌザイが今夏で退団することになった場合、右サイドのポジションの興味深いオプションとしても注目されるが、ヤヌザイは契約更新に進んでおり、そのようなことは考えられていない」

「この日本人選手は東京で開催されるオリンピックに参加するため、シーズンに間に合わせることはできない」と記事が綴ったように、ラ・リーガは東京五輪の決勝の翌週には開幕する。久保は受け入れ先の選択肢を増やすためにも、この大舞台でしっかりと世界にアピールしたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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