『予測不可能』『絶対的支配』をコンセプトにしたアディダスの新スパイク「X / ACE」

2015年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゲームチェンジャーのための「X」とプレーメーカーのための「ACE」

 5月25日、アディダスより新たなるスパイク「X(エックス)」と「ACE(エース)」の2モデルが発表された。新モデルは7月1日より発売予定となっており、6月6日に行なわれるUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦(ベルリン)にてお披露目される。

 これまでプレーヤータイプに合わせて4モデルで展開してきた「アディゼロf50」「プレデター」「ナイトロチャージ」「パティーク 11プロ」に代わり、今回登場する「X / ACE」は『予測不可能』と『絶対的支配』をコンセプトとして、脅威の進化を遂げた新スパイクとなっている。

 『予測不可能』な「X」は、圧倒的な個人技で勝負を決める"魅せる"プレーヤーのためのモデル。機能面では、足首周りに優れたホールド性をもたらすシューズ内蔵型テックフィットソックスを搭載した「インナーテックフィットソックス」が足のブレを緩和し、早く激しいプレー時でも高い安定性をもたらす。また、中足部を両サイドからサポートする樹脂素材の補強パーツ「エックスケージ」は、軽さを保ちながらも横方向の足ブレを緩和させる。
 
 これまでのアディダスのデザインを覆すような斬新なアッパー部分には、薄さ、軽さ、やわらかさ、グリップ性などあらゆる要素を追求した新加工の「エックススキン」を使用。スタッドは内外それぞれに角度をつけた鋭角なL字スタッドを採用し、あらゆる方向へのグリップ力と加速力を高め、機能性とスピードをサポートする。
 
 「X」はガレス・ベイル、トマス・ミュラー、ルイス・スアレス、香川真司、宇佐美貴史、武藤嘉紀らが着用予定となっている。

 ピッチを『絶対的支配』する「ACE」は、チームの中心であり、勝利に必要な技術の全て兼ね備えたプレーヤーに向けたモデル。スタッドはメインスタッド14本に加え、サブスタッド29本の計43本の丸型スタッドで構成される「トータルコントロールスタッド」になっており、ボールとグラウンドへの吸い付きやすさを高めることで、優れたボールコントロール性と360度あらゆる動きに安定性をもたらしてくれる。

 異なる3層のアッパー素材「コントロールウェブ」は、ボールへのグリップ力、クッション性、足の安定感などを高め、トラップ時の衝撃吸収とともにパスやシュート時のミートとインパクトに貢献。細かいドット加工により、あらゆる天候時でも滑りにくさを発揮するノンストップグリップ機能も搭載している。

 さらに耐久性に優れた合成樹脂による「ソール一体型エクスターナルヒールカウンター」を搭載したことで、かかとの着地から前足部の蹴り出しまでをスムーズに促すとともに、外側からしっかりかかとをホールドすることで安定性を向上させ、常に適切な足の向きとポジションをサポートしてくれる。

 「ACE」はトニ・クロース、メスト・エジル、フィリップ・ラーム、内田篤人、柴崎岳、清武弘嗣らが着用予定だ。
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