日本、アジア2次予選で無傷の7連勝! 初失点を喫するも南野7戦連発、橋本&川辺の代表初弾などで4-1勝利

2021年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

予選7試合目で初失点も4ゴールで快勝

51分に3点目を奪った橋本。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 カタール・ワールドカップ・アジア2次予選の日本代表対タジキスタン代表は6月7日、パナソニックスタジアム吹田で行なわれ、日本が4対1で勝利を収めた。

 6月3日のU-24日本代表戦から先発8人を入れ替えて臨んだ日本は、立ち上がりからボールを支配。開始6分にはカウンターから浅野拓磨が抜け出すと、こぼれ球を拾った古橋亨梧が左足で叩き込み、日本が早くも先制する。

 しかし3分後、日本はタジキスタンに自陣に押し込まれると、右サイドからのクロスをパンシャンベにヘディングシュートで叩き込まれ、ネットを揺らされる。日本は2次予選初の失点で、1-1の同点に追いつかれた。

 日本はその後、引き気味になったタジキスタンの堅守に苦しめられたものの40分、右サイドをえぐった古橋からのクロスに、ニアサイドへ飛び込んだ南野拓実がワンタッチで押し込みネットを揺らす。日本が2-1と勝ち越した。南野は本田圭佑に並ぶ、ワールドカップアジア予選歴代最多タイの7試合連続ゴールとなった。
 
 1点リードで迎えた後半、日本は南野に代えて鎌田大地、原口元気に代えて坂元達裕を投入する。

 51分、日本は鎌田が中央でタメを作ると、橋本が右サイドへ展開。パスを受けた山根の折り返しを橋本がダイレクトでゴール左隅へ流し込みネットを揺らす。日本が橋本の国際Aマッチ初ゴールで3-1とリードを広げる。

 日本はさらに71分、前線からの守備でタジキスタンを押し込むと、ボランチの川辺駿がインターセプトからダイレクトでゴールに流し込む。4点目を奪った。川辺は代表2試合目での初ゴールとなった。

 日本はその後も、タジキスタンに反撃を許さず、安定した試合運びでゲームを終わらせた。結局、4-1で日本が勝利を収め、アジア2次予選で無傷の7連勝を飾った。

 日本代表は、11日に国際親善試合のセルビア戦(神戸)に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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