15日に日本代表と対戦予定のキルギス代表1選手がコロナ陽性。濃厚接触者は選手スタッフ合わせて19名に

2021年06月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

濃厚接触者は試合出場不可

2019年にアウェーで対戦したキルギス代表。当時は南野、原口のゴールで2-0で勝利した。(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー協会(JFA)が、現在来日中のキルギス代表選手1名が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたことを発表した。

 JFAは先月13日、ワールドカップ・アジア2次予選で日本の入るグループFの残り6試合を日本国内で集中開催することを発表。それにともないキルギス代表は、6月3日に入国していた。

 規定通り出国前72時間以内の検査、日本入国時の検査ではそれぞれ陰性が確認されていたものの、義務付けられている来日から3日間の検査のうち、第1日目となる4日の検査で選手ひとりに陽性が確認されていた。

 管轄する保健所によってキルギス選手団の行動についてのヒアリングが行なわれ、来日時の機内での座席の状況などにより、来日した39人のうち19名(スタッフ14名、選手5名(GK3名含む))が濃厚接触者に該当することが判明した。
 
 その後に行なわれた3回の検査では、陽性となった当該者を除き、全員(19名の濃厚接触者含む)の陰性が確認されたものの、日本政府に提出した誓約書に基づき、濃厚接触者は試合に出場することができないため、本日開催されるアジア2次予選のキルギス代表対モンゴル代表では、濃厚接触者となったスタッフや選手を除くなどの措置がとり行われることになった。

 JFAは「これまでもバブルの形成(一般者との動線分離)による防疫措置を徹底してきておりますが、クラスターの発生を避けるべく、今大会の主催者であるアジアサッカー連盟のメディカル部門、競技運営部門、JFA医学委員会が協力してチーム内における防疫措置をさらに強化しております(滞在期間中の毎日検査含む)」として、「今後も関係者等の安全確保と健康維持を最優先に、感染拡大防止と注意喚起に取り組む一方、関係機関の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」としている。

 なお、キルギス代表は6月15日に、パナソニックスタジアム吹田でワールドカップ・アジア2次予選の日本代表戦が予定されている。

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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