［J１リーグ21節］横浜FC０-２川崎／６月２日（水）／ニッパツ三ツ沢球技場

　A代表に谷口彰悟、山根視来、U-24代表に三笘薫、旗手怜央、田中碧が招集され、中心選手５人が不在の川崎だったが、チーム力の高さを見せつける結果となった。

　前半からボールを握った川崎は、39分、67分と小林悠がきっちりとゴールを決め、４戦ぶりに相手をシャットアウトして勝利を収めた。

　試合後に自身のゴールを振り返った小林は、１点目については「ちょっとアクシデントみたいな感じでボールがこぼれてきましたが、落ち着いて決める事が出来ました」とし、２点目については、「本当に完璧な崩しだったと思いますし、最後、竜也のクロスも試合前に言っていたところにボールが来たので、しっかりと決める事ができて良かったです」とチームメイトとの信頼関係の表れだという。

　そんな川崎らしさ溢れた２点目の場面は、DAZNの公式ツイッターでも、「見事なカウンター！完璧なゴールで川崎Fが追加点！脇坂泰斗のサイドチェンジから長谷川竜也が折返し、最後は#小林悠が決めた！」と称賛。投稿されたゴールシーンにはファンから以下のようなコメントが寄せられている。

【動画】「パスもエグい」「パーフェクトカウンター」小林悠の横浜FC戦２ゴール目をチェック！
 

「今の川崎はまじでみたことないレベルで強いな......」
「サイドチェンジくそ上手いよなこれ」
「アウトにかかっててゴール方向に向かっていくから受けてのスピード落ちないし完璧なカウンター」
「小林悠の空間認識能力、とんでもないな!!」
「脇坂のこの然り気無くアウトサイドで出す優しいパス笑」
「長谷川の誰も触れない絶妙なファーサイドへのクロス笑」
「中へ入らずファーサイドへ真っ直ぐ走り抜けてしっかりゴールを決める小林」
「美しいです」
「脇坂のパスエグくないですか？？？」
「ロングフィードからの２度のサイドチェンジ、そして小林悠！！これはもう誰にも止められない、パーフェクトカウンターでした…！」

　これで２戦連続で決勝弾を決めた小林は、「自分が出る意味というのはゴールだと思っているので、そこはしっかりと決められて良かったです」と胸をなで下ろした。

　完璧なカウンターからのゴール同様に、この日も完勝し開幕から無敗を続ける川崎。代表に招集される中心選手不在でもしっかりと勝ち切って首位を独走している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部