ルヴァンカップは５月19日、グループステージ最終節の８試合を開催。Dグループでは、横浜F・マリノスと清水エスパルスがGS突破を決めた。

　前節まで首位の横浜は、ホームのニッパツ三ツ沢球技場で清水と対戦。開始２分に片山瑛一のゴールで先制された横浜は、興國高卒のルーキー樺山諒乃介の同点弾で前半を１対１で折り返すと、後半に入り効率よく加点。和田拓也の得点で逆転すると、51分には樺山がこの日２点目を奪い、さらに仲川輝人、レオ・セアラが追加点。結局５-１で勝利を収めた。横浜は勝点を14に伸ばし、首位通過を確定させた。
 

　もう１試合のベガルタ仙台対サンフレッチェ広島は、ユアテックスタジアム仙台で行なわれ、仙台が佐々木匠、加藤千尋、マルティノスの得点で３対０と完勝を収めた。この結果、仙台が３位に浮上、広島はこの試合前まで突破の可能性を残していたが、最下位に後退した。これによって、清水の２位が確定。横浜とともに、プレーオフステージ進出を決めた。

　プレーオフステージは、６月２日・６日に第１レグ、同12日・13日に第２レグが開催される。この勝者４チームが、プライムステージに進出する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部