フランクフルトは鎌田大地の移籍金を37億円に設定? トッテナム、ワトフォード、セビージャが関心か

2021年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツ紙が「クラブは今夏の売却を希望」と報じる

ブンデスリーガで躍動する鎌田。ステップアップ移籍間近か。 (C)Getty Images

 ブンデスリーガのフランクフルトに所属する鎌田大地は、今夏に移籍する可能性があるようだ。ドイツ紙『BILD』が報じたと、現地の移籍専門メディア『FUSSBALL TRANSFERS』が伝えた。

 それによれば、フランクフルトは2023年6月末までの契約を残す鎌田の移籍金を3000万ユーロ(約37億5000万円)に設定したという。
 
「5ゴール・14アシスト(ブンデス公式では12アシスト)を記録したこのMFは、ここ数か月、複数のクラブから注目を集めている。特に興味を示しているのが、プレミアリーグのトッテナム、ワトフォード、そしてスペインのセビージャだという。ただ、関心としては緩やかなもので、いずれのクラブも必要な移籍金を支払う意志はないようだ」

 フランクフルトは今シーズン、悲願だった来季のチャンピオンズ・リーグ出場権を逃し、ヨーロッパリーグに回ることが決定した。そのため、今夏に鎌田のほか、アンドレ・シウバら5人の主力が移籍する可能性があるとしている。

 鎌田は数日前、ブンデスリーガ公式のインタビューに応じ、「今のサッカー界では何が起こるか分からない」と将来に含みを持たせていたことも話題になった。コロナ禍によるクラブの懐事情も厳しいなか、日本人MFの動向は今後も注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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