【横浜】20年以上の歴史を誇る「サッカー食育キャラバン」がスタート。今年度は200校以上で実施予定

2021年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「子どもたちが健やかに成長することを願っています」

長い歴史を持つ「サッカー食育キャラバン」が今年度もスタート。クラブのコーチが横浜市内の市立小学校を巡回し、サッカーの楽しさ、食の大切さを伝えていく。(C)Y.F.M.

 一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(代表理事:宮本功)は、ホームタウンである横浜市で平成8年から始めた「サッカー食育キャラバン」を今年度も実施。5月12日にスタートさせた。

「サッカー食育キャラバン」は、子どもたちに「①スポーツで身体を動かす楽しさを体験してもらう」「②サッカーの楽しさを体験してもらう」「③サッカーを通して、体力・運動能力の向上を図る」「④食事の大切さを伝える」ことを目的とした活動だ。クラブのコーチが横浜市内の市立小学校を巡回し、3時間目・4時間目の時間を使い、子どもたちと一緒にサッカーを楽しみ、その後給食を一緒に食べることで「食の大切さ」(※)を伝えていく。

 平成8年にスタートして以降、これまでに累計で4,400回以上の回数を実施し、38万人以上の子どもたちが参加している。今年度は、5月12日の東中田小学校(泉区)、山王台小学校(磯子区)、東俣野小学校(戸塚区)、汐見台小学校(磯子区)、さわの里小学校(磯子区)を皮切りに、実施の要望があった200を越える学校(市内市立小学校のおよそ6割)を2月末までに巡回する予定だ。
 
 同クラブの望月選理事は「このサッカー食育キャラバンを通じて、ホームタウンの子どもたちに健康と食の大切さを伝え、子どもたちが健やかに成長することを願っています」とコメント。「20年以上続けている活動ですが、今後も長く続けていきたいと考えています」と、このプロジェクトのさらなる普及と発展を誓った。

※=感染症対策を徹底して実施。給食を一緒に食べることはせず「サッカーのみ」の実施となる学校もある。また新型コロナウイルスの影響により実施校は減る場合もある。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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