ビーチサッカー&フットサル日本代表のワールドカップ出場権獲得!アジア選手権中止でAFCが過去の実績を元に決定

2021年04月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

ビーチサッカーは前回大会4位

前回のワールドカップ・パラグアイ大会で4位に入ったビーチサッカーのラモス・ジャパン。

 日本サッカー協会(JFA)は4月22日、ビーチサッカーとフットサルの両日本代表が今年開催されるワールドカップへの出場が決まったことを発表した。

 いずれも新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の状況下で予選を兼ねていたアジア選手権が中止に。アジア・サッカー連盟(AFC)は過去大会の成績を元に協議を進め、ワールドカップ出場国を決定した。

 アジアの出場枠が3のビーチサッカーは、日本のほか、オマーン、アラブ首長国連邦の3チームのワールドカップ出場が決定した。

 前回大会で4位に入り、11度目のワールドカップ出場を決めたビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ選手兼監督は、以下のようなコメントを発表。

「今回のワールドカップで日本が出場できたのは、今までのビーチサッカー日本代表の活動の結果だと思います。歴代のビーチサッカー代表のみなさんに感謝します。少ない時間の中でも、しっかり準備して、前回2019 年のワールドカップの勢いを引き継ぎ、今回のワールドカップではスタッフ、選手たちと一つになって戦いたいと思います。ワールドカップで優勝を目指して、日本をトップにして、日本のビーチサッカーをもっと盛り上げていきたいです」
 
 フットサルも同様だ。5枠が用意されている出場国は、イラン、日本、ウズベキスタンの3チームが決定、残る2チームについてはイラク、レバノン、タイ、ベトナムの4チームでプレーオフを行ない決定するという。

 フットサル日本代表のブルーノ・ガルシア監督のコメントは以下の通り。

「今日は日本フットサル界全体にとって非常に喜ばしい日となりました。FIFA フットサルワールドカップ出場に相応しい4年間の取り組みが実ったと感じています。これまでにフットサル日本代表チームに関係した全ての皆さんとこの喜びを分かち合いたいと思います。昨今のデリケートな情勢の中でスポーツの明るいニュースはきっと日本中に広がると思いますし、そのニュースがフットサル日本代表が本来活躍すべき場所であるFIFAフットサルワールドカップに出場できるという明るいものであるのは喜ばしい限りです。ただこのストーリーは、ここからが始まりです。FIFAフットサルワールドカップの舞台で主役たるに値する、できる限りの取り組みを続けて歴史的な舞台に臨みたいと思います」

 また、JFAの北澤豪フットサル委員長コメントは以下の通り。

「FIFAフットサルワールドカップ2021の出場権を獲得したことは応援をしてくださったファン・サポーター、Fリーグ関係者、各地域のフットサル連盟関係者、そして日本全国で開催してきた各種フットサル大会関係者などフットサルに関わるすべての皆様とこれまで積み重ねてきた活動の結果だと思います。我々は2016年の前回大会の出場を逃していますので、今回の FIFA フットサルワールドカップに出場することで8年間の空白を埋めていき、そして目標である大会ベスト4を目指すとともに日本のフットサル界の発展に繋げていきたいと思
います」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事