「最も難しいグループに入った」メキシコ・メディアが東京五輪のグループ分けに嘆き節! 要注意選手には久保と…

2021年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

グループ分けが決定! 日本はフランス、南アフリカ、そしてメキシコと対戦

東京五輪の注目株として名前が挙がった久保。(C)Getty Images

 4月21日、東京五輪の男子サッカーの組み合わせ抽選会が行なわれ、グループ分けが決定した。

 グループAに入ることがすでに決定していた開催国の日本は、南アフリカ、メキシコ、フランスの順に対戦することになった。各組の上位2チームが決勝トーナメント(ベスト8)に進出する。

 この組分けを受けて、対戦相手であるメキシコ・メディア『EXPLICA』は「最も難しい組に入った」とやや嘆き節だ。

「メキシコ代表は、グループAという複雑で突破の難しそうなグループに入った。ホンジュラスはグループBだが、Aに比べたら格段に突破しやすいグループに見えるほどだ。日本は開催国である強みがあり、南アフリカ、フランスは決して油断のならない相手だ」

 また、米スポーツチャンネル『ESPN』のスペイン語版は、「ライバルたちは油断のならない国ばかりである」と警戒心を露わにした。
 
 同メディアはメキシコと対戦する各国の注目選手を2名ずつ紹介。フランスからはキリアン・エムバペとウスマンヌ・デンベレ、南アフリカはルーサー・シンとライル・フォスター、そして日本からは冨安健洋と久保建英の名前が挙がっている。

 冨安については「『TRANSERMARKT』の市場価値で1800万ユーロ(約22億5000万円)と現時点の日本サッカー界で最も価値が高いプレーヤー」と称賛。さらに、セリエAのボローニャで頭角を現わし、「ミランやプレミアリーグのクラブからも熱視線を集める存在」としている。

 また、久保については「レアル・マドリー所属でバルセロナ下部組織育ち。現在はヘタフェでプレーし、6月に20歳となるサムライ戦士は、日本サッカーの未来を嘱望される存在だ」と紹介されている。

 刻々と迫ってきている東京五輪。最終的にどの選手が代表に選出されるのかは未定だが、いざ出場すれば冨安と久保は、今以上に注目を集める存在となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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