「カガワは日本産の失敗作だ」まさかのベンチ外となった香川真司に地元メディアから厳しい声「監督の信頼を全く得られていない」

2021年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

約1か月ぶりの出場は叶わず

ここまで公式戦8試合でノーゴールと結果を残せていない香川。(C)ZUMA Press/aflo

 4月4日、香川真司が所属するPAOKは、ギリシャ・リーグのプレーオフラウンド第2戦でパナシナイコスとのアウェーゲームに挑み、0―3の完敗を喫した。

 故障のため、3月7日のアリス戦以来、実戦から遠ざかっている香川は、遠征メンバーには入ったものの、まさかのベンチ外に。まだコンディションが万全ではなかったのか、戦術的理由なのかは明らかではないが、いずれにしても約1か月ぶりの出場は叶わなかった。

 今冬に鳴り物入りで加入したものの、満足な結果を残せていない日本人MFに対し、地元メディアからは厳しい声があがっている。

【画像】高橋陽一先生が描き下ろした、白×黒のユニホームを着た香川真司のイラスト
『Sportime』は「カガワは日本産の失敗作だ」と辛辣な見出しをつけ、「シンジ・カガワは素晴らしい実績を引っ提げてやって来た。だが、今のところPAOKで違いを生み出せるとの確信ができない」と非難。さらに、10月にサラゴサとの契約を解除して以降、無所属の状態が続いていた32歳に対し、皮肉交じりにこう扱き下ろしている。

「彼は調整時間を"購入"し、フィットネスレベルを取り戻した。だが、パブロ・ガルシア監督の信頼を全く得られていない」

 ファンやメディアからの期待が大きかっただけに、失望も小さくないのだろう。

 7日には、AEKアテネとのギリシャ・カップ準決勝(第1レグ)が控えている。香川は出番を勝ち取り、周囲の喧騒を振り払うようなパフォーマンスを発揮できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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