「日本では実力を発揮できなかった…」元FC東京の韓国代表MFが日韓戦での“リベンジ”に燃える!

2021年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1では25試合に出場して2ゴール

ソン・フンミンやファン・ヒチャンを欠く韓国で、崩しの切り札として期待されているナ・サンホ。(C) Getty Images

 韓国代表は3月25日、日産スタジアムで行なわれる日韓戦に挑む。親善試合では2011年8月以来約10年ぶりとなるライバル対決を特別な思いで迎える選手がいる。MFナ・サンホだ。

 現在24歳のMFは、光州FCでプレーしていた18年シーズン、Kリーグ2部でMVPと得点王に輝き、その活躍が認めれて、19年シーズンにFC東京に引き抜かれた。だが、日本ではポテンシャルを十分に発揮できず、J1リーグの出場は25試合のみで2ゴール。翌年は城南FCにレンタルされ、今シーズンを前にFCソウルに完全移籍を果たした。

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 韓国のスポーツメディア『スポータルコリア』は、「ナ・サンホは、相手が日本のため、より闘志を燃やしている。19年にFC東京でプレーしたが、適応に苦労した」と綴り、本人のコメントを紹介している。

「日本のクラブでプレーしたが、自分の実力をすべて発揮できなかった。今回の韓日戦で強い印象を植え付けたい」

 いわば日本へのリベンジを期す男は今シーズン、6試合で3ゴールと好調を維持している。「所属チームでの活躍を代表でも継続できるようにベストを尽くす」と意気込んだこのアタッカーが、19年12月のE-1選手権の時と同様、日本の脅威になるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】2年前の日韓戦で日本を翻弄したナ・サンホの圧巻テクニック

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