伊東純也が日韓戦で求める“結果”の二文字。ベルギーでキャリア初の二桁得点を達成できた要因は?

2021年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「得点を取るのはあまり得意じゃなかった」

ベルギーでキャリア初の二桁ゴールを達成した伊東。得点力上昇のワケと? 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は3月23日、選手4名のオンライン会見を実施。今シーンにベルギーのヘンクで、すでに二桁得点を記録し、好調を維持しているMF伊東純也が取材に応じた。

 ヘンクは現地時間19日に、ベルギー・リーグ第31節でスタンダール・リエージュと対戦し、伊東は圧巻の2ゴールを記録。これで今シーズン10得点・9アシストと自身キャリア初となる二桁得点を達成した。

 今シーズンの目標としていた10得点・10アシスト達成も目前に迫り、ここまで見事なパフォーマンスを披露している伊東。だが、柏レイソルからベルギーに渡った1年目の2018-2019シーズンは3点、翌年の2019-2020シーズンは5点と、フィニッシュよりもむしろチャンスメークで目立っていた印象だった。
 
 本人も「得点を取るのはあまり得意じゃなかった」とこぼし、常に結果が求められる環境のなかで、「ゴールも取らないといけないと思った」と心境の変化を明かしている。では、プレー面で具体的にどういった変化があったのだろうか。

「逆サイドからのクロスに対してゴール前に入っていくところは、とくに意識するようになりました。いまチームではサイドバックが高い位置を取っていて、自分はサイドに張るというより中の方にいることが多い。なので、ドリブルで仕掛けるというよりは、コンビネーションからゴール前に入ったり、逆サイドからのクロスに入っていくが多くなっています。そういうところも、得点が増えた要因だと思います」

 チームでの確かな手ごたえを胸に日本代表のユニホームに袖を通す伊東。25日に行なわれる日韓戦に向けても、「成長した部分を見せたい。絶対勝たなければいけないと思いますし、結果にこだわってやるしかない」と改めて"結果"で真価を証明する意思を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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