フランクフルトが4試合ぶり勝利でCL圏内維持! A・シウバが2G1Aと躍動、鎌田は1アシスト

2021年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷部は3バック中央で先発、ウニオン遠藤渓太は後半から出場

A・シウバとコスティッチの歓喜の輪に加わる鎌田。攻撃の起点として躍動した。(C)Getty Images

 現地時間3月20日、ブンデスリーガ第26節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはホームにウニオン・ベルリンを迎えた。

 この試合で、長谷部は3-4-1-2の3バック中央、鎌田はトップ下で先発。33歳のベテランFWマックス・クルゼを擁するウニオンと、前半から激しくゴールを奪い合う展開となった。

 1分、セットプレーからいきなりピンチとなるフランクフルトだが、2分には鎌田がパスをはたいたところが起点となり、ローデ、ソウとつなぎ、コスティッチが挙げたクロスにアンドレ・シウバが飛び込んでゴールを決める。

 7分にはクルゼに決められて同点にされるが、35分にはウニオンのDFアンドリッチが鎌田のプレッシングから焦ってバックパスしたボールがオウンゴールとなり、勝ち越しに成功する。

 さらに39分には鎌田、ヨビッチと繋いだボールをA・シウバがアシストしてコスティッチ、41分にはヨビッチからのパスを鎌田がDFを引き付けながらパスし、A・シウバがこの日2点目をお膳立てした。
 
 しかし前半アディショナルタイムには再びクルゼに1点を奪われ、前半を4-2というスコアで折り返す。

 60分には鎌田がゴール前で絶好機を迎えるが追加点は奪えず。61分には、ウニオンの遠藤渓太が投入され、69分にはヘディングで好機を得るが、シュートはゴール右に外れた。

 ウニオンの激しいプレッシングに苦しむフランクフルトは、なかなかボールを保持できずい苦しい時間帯が続く。

 72分にはゴール前で長谷部が遠藤に足をかけて倒してしまい、ゴール前でFKを与えてしまう。これでイエローカードを提示された長谷部は累積5枚で、次節に出場できなくなった。

 その後も押し込まれる展開が続いたフランクフルトだが、GKトラップの好守やウニオン攻撃陣のフィニッシュの精度の低さに助けられる。鎌田は90+1分をピッチを退くが、90+2分には交代出場のツーバーのアシストからチャンドラーがダメ押しのゴールを流し込み、試合を決めた。

 結果、5-2で勝利し、勝点3ポイントを得たフランクフルトは来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)圏内の4位を維持。次節は、アウェーでドルトムントと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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