現地時間３月17日に開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）ラウンド・オブ16の第２レグで、チェルシーとアトレティコ・マドリーが前者のホームで激突した。

　立ち上りから攻撃を仕掛けたのは、ホームでの第１レグを０－１で落としたアトレティコ。４分には左SBのロディがシュートを放つがGKメンディにキャッチされる。

　先制ゴールを挙げたのは、押し込まれていたチェルシーだった。34分、自陣でハベルツがボールを奪ったところからカウンターを発動。最後はヴェルナーのクロスをジイェフが流し込んで、アトレティコの堅牢を破る。

　この先制ゴールでトータル２点のリードとなったチェルシーは、さらに攻勢を強め、前半終了間際にはコバチッチがシュートを放つが、枠を捉えられない。

【動画】高速カウンターが炸裂！ジイェフが決めたチェルシーの先制ゴール
 

　後半はチェルシーが完全にゲームを支配。57分にジイェフ、64分にヴェルナーとシュートを浴びせ、アトレティコのゴールを脅かす。

　81分には、セットプレーの競り合いのなかで、アトレティコのCBサビッチがリュディガーに肘打ちをしたとして退場。これで万事休した。

　後半アディショナルタイムにも途中出場のエメルソンがゴールを決めたチェルシーが２－０で終了。アグリゲートスコア３－０、完璧な試合運びで７年ぶりの準々決勝進出を決めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部