リーグ戦初先発の香川真司、屈辱のHT交代。劇的展開の裏でいったい何が…

2021年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

4-2-3-1のトップ下でプレー

アリス戦でリーグ戦初先発を果たした香川だったが…。 写真:ZUMA Pressアフロ

 現地時間3月7日に行なわれたギリシャ・リーグ第25節で、香川真司が所属するPAOKが、ホームでアリスと対戦。香川がリーグ戦では初めてスタメンに名を連ねた。

 3月3日に行なわれたPASラミアとのカップ戦で移籍後初スタメンを飾り、初アシストをマークしたサムライ戦士は、その試合と同じく4-2-3-1のトップ下に入った。

 前半25分にベルトグリオのゴールで先制を許したPAOKは、香川が下がってボールを受け、ミドルパスでサイドに展開してゲームを作るも、なかなか決定機を作り出せない。39分には右サイドを突破したクレメンチクに、中央でボールを要求したが、パスを出してもらえなかった。

 0-1のビハインドで迎えた後半、ピッチに香川の姿はなかった。リードされた展開で、、屈辱とも言えるハーフタイムでの交代を告げられたのだ。

 代わりに主砲スウィデルスキを投入して、前線を分厚くしたPAOKだが、68分にゴール前の混戦からマノスに押し込まれ、追加点を許す。

 しかし、その後は猛攻を仕掛け、87分にインガソンのゴールで1点を返したホームチームは、後半アディショナルタイムにもインガソンが倒されてPKを獲得。これをヴィエリーニャが決めて土壇場で同点に追い付く。

 試合はこのまま2-2のドローで終了。劇的な展開となったが、その裏で早期交代を強いられた香川。チーム随一のビッグネームにいったい何が……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】抜群の状況判断で絶妙な落とし!香川真司のギリシャ初アシスト
 

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