リバプール守護神アリソンに悲劇…父が母国ブラジルで溺死、犯罪の疑いは?

2021年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

古巣インテルナシオナルは哀悼ツイート

アリソンの父が、母国ブラジルで亡くなった。(C)Getty Images

 ブラジル代表GKアリソン(リバプール)と、その兄であるGKムリエウ(フルミネンセ)の父であるホセ・ベッカーさんが現地時間2月24日、亡くなった。享年57だった。

 英衛星放送『Sky Sports』によると、息を引き取った場所はブラジル南部にある別荘近くの湖で、死因は溺死。犯罪に巻き込まれた疑いはないという。

 訃報を受け、アリソンとムリエウがかつてプレーしていた母国クラブ、インテルナシオナウは公式ツイッターで以下のように、哀悼の意を示している。

「私たちの元GKアリソンとムリエウの父、ホセ・ベッカーの死のニュースを受け取ったことは大きな悲しみだ。この大きな痛みのときに、家族や友人の力になれることを願っている」
 
 アリソンは2019年のFIFA最優秀GKにも選出された、リバプールの絶対的守護神。今シーズンも主軸としてほぼ全ての試合でゴールを守ってきたシーズンの途中に、突如襲った悲劇となった。

 なお、記事によれば、リバプールのユルゲン・クロップ監督が母を数週間前に亡くした際には、新型コロナウイルスによる渡航制限で葬儀に出席することができなかったと伝えており、アリソンも同様の可能性が高いことを示唆している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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