マンUでの去就不透明のカバーニ獲得にボカが名乗り!? 伝説戦士リケルメが“2度目のラブコール”「わざわざ直電で…」

2021年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

リケルメ副会長が獲得に乗り出す

イングランドでの去就が不透明のカバーニに、アルゼンチンからオファーが舞い込んでいるようだ。 (C) Getty Images

 欧州で活躍を続けてきた大砲の去就が騒がしくなっている。

 現地時間2月13日、アルゼンチンのスポーツ専門放送局『『Tyc Sports』をはじめとする複数メディアは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに、ボカ・ジュニオルスがラブコールを送っていると報じた。

 現在34歳のカバーニは、2007年に母国の古豪ダヌービオを離れて以来、欧州3か国4チームを渡り歩き、ゴールを量産。クラブ記録となる公式戦200得点を達成したパリ・サンジェルマンを契約満了に伴って退団した昨夏には、マンチェスター・Uへ移籍し、今シーズンのプレミアリーグでは16試合で6ゴールと要所で勝負強さを発揮している。

 いまだ健在ぶりをアピールしているカバーニに対し、オファーを送っているとされるのが、アルゼンチンの強豪ボカだ。

 スペイン紙『Marca』によれば、今夏までとなっているカバーニとマンチェスター・Uの契約には1年の契約延長オプションが付帯しているものの、チームの若返りを図ろうと画策しているクラブ側がオプションを行使するかは不透明な状況だという。
 
 そこで熱心な勧誘をしているのが、ボカなのだ。『Tyc Sport』によれば、パリSG退団時にもカバーニにオファーをかけていたアルゼンチンの名門は、副会長を務めている元アルゼンチン代表MFのファン・ロマン・リケルメが直々に交渉に参戦するほど躍起になっているという。

 南米でも屈指の人気と実績を誇るボカからの誘いに、34歳となってキャリアの晩年を迎えているカバーニもまんざらではないようだ。地元紙『Manchester Evening News』の取材でこう明かしている。

「ボカは誰にとっても巨大なクラブであり、どんな選手であっても、あのクラブのユニホームを着ることは夢だ。ましてや僕にクラブのレジェンドが、愛情を持って接してくれたらね。ロマンは、僕を説得するために連絡をしたわけではないけど、直接、電話をかけてくれてリスペクトをもって接してくれた。かなりドキドキしたね(笑)。少し話し合いをして、僕は彼の完全なるプロフェッショナルな態度に感銘を受けた。健全なやり取りだったし、彼との会話は後押しになる」

 ボカからの"ラブコール"を受け、揺れ動くカバーニ。この実力派FWが南米に舞い戻るとなれば、ビッグディールとなるが、果たして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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