「衝撃の7-0!」岩渕真奈が英リーグデビューを飾るもチームはマンCに歴史的大敗!「いかにも窮屈そうで…」

2021年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

0-6の後半頭から登場では──

後半スタートから颯爽とピッチに飛び出した岩渕。だがチームの攻守の歯車は狂ったままで……。(C)Getty Images

 現地日曜日、イングランドのFA女子スーパーリーグ(WSL)は第11節を消化し、岩渕真奈を擁するアストン・ビラはマンチェスター・シティと対戦。0-7の歴史的大敗を喫した。

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 新型コロナウイルスの影響で複数の主力と監督が不在のシティだったが、序盤からビラを攻守両面で圧倒。開始2分に均衡を破ると面白いようにゴールラッシュを決め込み、前半だけで6ゴールを奪ってみせる。

 年末にINAC神戸レオネッサからビラへの移籍を発表し、年明け早々に渡英した岩渕。1月13日にカップ戦で途中出場を果たして公式戦デビューを飾ると、今週末のシティ戦でもベンチメンバーにエントリーした。チームが大量失点を喫するなか、後半頭から登場してリーグデビュー。左サイドや前線でボールを受けては果敢に仕掛け、ビラの反攻をリードしたものの、なかなかビッグチャンスには絡めない。さらに1失点を許して0-7の完敗に終わり、岩渕にとってもホロ苦いWSLデビューとなった。

 英公共放送『BBC』はこの一戦を速報で伝え、「ベストメンバーが揃わないなかでシティは衝撃的な7-0の快勝を収めた。過去に8-1で勝利した記録に並ぶ、歴代最多タイとなる7点差での勝利だ」と報道。そしてビラについては「WSLのデビューシーズンで手荒い洗礼を受ける。この日がWSLデビューのイワブチはいかにも窮屈そうなプレーを強いられた」と評した。

 日テレ・ベレーザ、バイエルン・ミュンヘン、INAC神戸、さらには日本女子代表と強豪チームでプレーしてきた岩渕には、あまり経験したことがない大敗だろう。ビラは他チームより試合消化が少ないとはいえ、ボトム2の11位に低迷している。とりわけ得点力不足が顕著だ。

 次節は1月23日のレディング戦。日本女子サッカー界の至宝、岩渕の初先発&初ゴールに期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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