『adidas UEFA Young Champions 2015』関東大会は横浜創英高が優勝! 4名の日本代表選手も決定

2015年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

同校対決となった決勝はBチームが激闘を制す

見事に優勝を果たした横浜創英Bチーム。 (C)SOCCER DIGEST/Kenji TANAKA

 4月2日(木)神奈川県横浜市のマリノスタウンにて、アディダス ジャパンによるU-16のプレーヤーを対象とした、5対5の試合形式による『adidas UEFA Young Champions 2015』関東大会が行なわれた。
 
 「憎まれるほど強くなれ。」というテーマのもと、鹿島学園や成立学園など全国から強豪校が集まった同大会。チームとしての優勝以外に、MVPに選ばれた4選手は今年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦が行なわれるドイツ・ベルリンにて、ドイツ・アメリカ・ブラジル・日本の4か国が参加する世界大会に、日本代表選手として出場することができる。
 
 MVP選考担当として招かれたセルジオ越後氏も、「ハリルホジッチ監督が求めるような激しい球際の戦いや迫力のあるシーンがあった」と総括するほどに、ハイレベルな試合が数多く繰り広げられた。

 そして、激闘を勝ち抜き決勝戦にたどり着いたのは、佐野日大とのPK戦を制した横浜創英Aと、水戸桜ノ牧に押し込まれながらもチャンスをものにした横浜創英Bによる同校対決となった。
 
 序盤はチームメイトに対する遠慮が見られたものの、中盤以降はチーム優勝、大会MVPを目指し激しくぶつかりあい、1-1のままPK戦へ。ここでも互いに一歩も譲らす、サドンデスとなった4本目を決めた横浜創英Bが同校対決を制し、優勝を飾った。
 
 注目の大会MVPには、決勝を戦った横浜創英からGK小林朋生とMF福田崚太、ベスト4の佐野日大からDF梅田崚、同じくベスト4の水戸桜ノ牧からDF綿引悠太が選ばれた。

 4選手を選んだセルジオ越後氏は、「負けたくない、負けず嫌いという気持ちが見えたプレーをしていた選手たち」と期待を込めた。彼らと3月27日に行われた関西大会MVPの大矢啓太(滝川第二)、鱧谷太亮(興国)の2選手を加えた6名の日本代表が、世界大会へと挑む。
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