青森山田、3年連続のファイナル進出! ハットトリックの安斎颯馬「帰ってきたなという感じ」

2021年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

序盤の16分に先制、圧巻のゴールラッシュで決勝へ

ハットトリックを決めた安斎(7番)。青森山田の決勝進出に大きく貢献した。写真:徳原隆元

[高校選手権 準決勝]青森山田(青森)5-0矢板中央(栃木)/1月9日(土)/埼玉

 全国高校サッカー選手権大会は1月9日、準決勝の2試合を開催。14時30分からの第2試合では、青森山田が矢板中央に5-0で勝利を収め、3年連続の決勝進出を決めた。

 青森山田は序盤の前半16分に安斎颯馬(3年)のゴールで幸先よく先制。同35分には、ロングスローから浦和入団内定のキャプテン藤原優大(3年)が直接ヘディングでねじ込み2点目を奪う。後半も立ち上がりの1分に安斎がこの日2点目を奪い3-0とすると、同5分に名須川真光(2年)のゴールで畳み掛けて4点目。青森山田はさらに安斎が同29分に自身ハットトリックとなる5点目を奪い、このまま5-0で押し切った。

 3年連続で決勝への切符を掴んだ青森山田の黒田剛監督は、「やっと埼玉スタジアムに戻ってきて昨年のリベンジに挑戦できるということで大変うれしく思う」とホッとした表情を見せると、1年ぶりに戻ってきた舞台に「観客こそいないが、ここでやることは気が引き締まるし、どうしても勝ちたい、そんなピッチだと思う」と想いを述べた。

 またハットトリックを達成した安斎は「昨年、ここで悔しい思いで終わったので、王座奪還を目指したい。帰ってきたなという感じです」と語り、決勝で逆転負けを喫した昨年の悔しさを晴らすべく、意気込みを見せた。

 2年ぶりの優勝を目指す青森山田は、11日の決勝で山梨学院と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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