堂安律が個人技で魅せるも…ビーレフェルトはCL16強入りのボルシアMGに惜敗。2021年初戦を落とす

2021年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

堂安は開幕から全試合でスタメン入り

年明け初戦、フル出場で存在感を示した堂安。(C)Getty Images

 現地時間1月2日にブンデスリーガ第14節が行なわれ、日本代表MF堂安律が所属する16位のビーレフェルトは、ホームで8位のボルシアMGと対戦。開幕から全試合でスタメン入りを続けている堂安は、この日も右サイドハーフで先発出場を果たした。

 ビーレフェルトは序盤から今シーズンのチャンピオンズ・リーグで16強入りも果たしている難敵を相手に、守備に回る時間が続く。それでも最後の局面できっちり身体を張り、ゴールは許さない。
 
 耐え凌ぐなかで28分にはゴール前まで持ち運び、ペナルティエリア右から味方が中央の堂安へ折り返しのパス。繋がれば大チャンスという場面だったが、トラップが乱れモノにできない。

 さらに前半アディショナルタイム1分にも、カウンターからペナルティエリア右に侵入したキャプテンのクロスがゴール中央へグラウンダーのクロス。コルトバはダイレクトで合わせるが、コントロールされたシュートはわずかに枠の右に外れ、絶好機を逃してしまう。
 
 スコアレスで折り返し、迎えた58分だった。1本の縦パスから抜け出され、スイス代表のエムボロに被弾。ついに先制を許す。

 苦しい展開となるなか、64分に堂安が持ち前の個人技で魅せる。相手2人に囲まれながらも、鮮やかなテクニックで敵陣中央からゴール前に突破。最後は左足で強烈なシュートを放つが、枠をとらえられない。

 結局、惜しい場面もありながらもビーレフェルトは最後まで難敵の牙城を崩せず。2021年初戦を0-1で落とし、今シーズン初の連勝とはならなかった。次節は10日にホームで、ヘルタ・ベルリンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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