浦和の元日本代表DF鈴木大輔が千葉へ完全移籍!今季は公式戦わずか6試合の出場に留まる

2020年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロンドン五輪では吉田麻也と最終ラインを組み、44年ぶりベスト4進出に貢献

今季鈴木は開幕スタメンを掴むも、リーグ戦の出場は5試合に留まった。写真:徳原隆元

 浦和レッズは12月28日、DF鈴木大輔のジェフユナイテッド千葉への完全移籍を発表した。

 30歳で日本代表経験もある鈴木は、柏レイソルから19年に浦和に加入。昨季は後半に定位置を奪取し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準優勝に貢献するも、今季は出場機会を伸ばせず。リーグ戦5試合、ルヴァンカップ1試合の出場に留まっていた。

 本人はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「浦和レッズに関わる全てのみなさん、2年間ありがとうございました。ファン・サポーターのみなさんが最高の雰囲気を作ってくれる埼玉スタジアムでの試合がいつも僕の人生で最高の瞬間でした。特に昨年のACL決勝での雰囲気はとても感動しました。あの悔しさも含めて忘れられない思い出です。

 今年はなかなか試合に出場することができず、あまりみなさんの前でプレーすることはできませんでしたが、少しでもチームの力になるために毎日自分にできることを積み重ねてきました。それは、期待していると声をかけてくれたり、新型コロナウイルスという難しい状況の中クラブを支え続けてくれるファン・サポーターの方々の存在があったからです」
 
「浦和レッズという歴史あるクラブの一員として、みなさんに支えてもらいながら過ごした日々を誇りに思います。どこよりも熱く、そして時に厳しい浦和レッズのファン・サポーターの方々の前でプレーできることは、プロとしてこれ以上ないやりがいです。だからこそ浦和を離れるのはとても寂しいですが、この2年間で、浦和レッズというクラブに選手としても人としても成長させてもらったことを誇りに次の道に進もうと思います。

 これからは1サポーターとして、浦和レッズの今後のさらなる躍進と浦和レッズに関わる全てのみなさんの幸せを心から祈っています。2年間本当にありがとうございました」

 ロンドン五輪ではオーバーエイジの吉田麻也とCBコンビを組み、44年ぶりのベスト4進出の立役者のひとりとなった鈴木。新天地でもう一花咲かせることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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