【C大阪】リオ五輪代表・原川力&今季J2・13得点の加藤陸次樹を獲得!片山瑛一は清水へ完全移籍

2020年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

片山は「3年間、最高に楽しかったです!」と惜別コメント

(左から)片山、原川、加藤。(C)SOCCER DIGEST

 セレッソ大阪は12月27日、DF片山瑛一の清水エスパルスへの完全移籍と、MF原川力(サガン鳥栖)とFW加藤陸次樹(ツエーゲン金沢)の完全移籍加入を発表した。

 29歳の片山はファジアーノ岡山から18年に加入。年々出場機会を伸ばし、今季は32試合に出場し、リーグ戦中盤からは主力に定着していた。

 退団を受け、片山はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、清水エスパルスに移籍することになりました。3年前、セレッソに移籍してきた頃は、なかなかチームの力になることができず、沢山の迷惑をかけてきたと思っています。しかし、そんな時でも、いつも暖かく応援してくれたサポーターの皆様、沢山助けてくれた仲間のみんな、そして、どんな時も付き添ってくれたスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 今は、この3年間で選手としても、人としても、成長することができたと胸を張って言えます。そして、その成長の場を与えてくださったセレッソ大阪、並びにセレッソ大阪に関わる全ての方々に、とても感謝しています。セレッソに来て、自分の中で忘れかけていた事に再び気付かせてもらいました。サッカーって楽しい!3年間、最高に楽しかったです!ありがとうございました」
 
 一方鳥栖から加わる27歳の原川は、今季副キャプテンを務め、28試合出場で3得点。U-16からU-23まで世代別代表としても活躍し、16年のリオデジャネイロ・オリンピックにも出場している。原川は「サガン鳥栖から加入する原川力です。素晴らしい選手達とプレーできる事を楽しみにしています。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 そして、J2金沢から加わる加藤は東京五輪世代の23歳。中央大から加入したプロ1年目の今季は、42試合出場で13得点とブレーク。個人昇格を果たした格好だ。加藤は「セレッソ大阪のチームの一員になれることを本当に嬉しく思います。チームに貢献できるよう日々の練習から全力で取り組み、結果を出せるように頑張りたいと思います。これから宜しくお願いします」とさらなる飛躍を誓った。

 柿谷曜一朗と木本恭生に続き、片山瑛一とチームの中軸が去っていくなかで、先日発表したオーストラリア代表アダム・タガート含め、来季へ向け期待のニューフェイスも続々とチームに加わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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