鈴木優磨&シュミット対森岡亮太の日本人対決はシャルルロワに軍配! STVVは新監督の初陣を飾れず

2020年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

それぞれ先発した鈴木(左)と森岡(右)。(C)STVV,(C)Getty Image

 現地時間12月12日、ベルギー・リーグ第16節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)とシャルルロワが対戦した。

 成績不振でケビン・マスカット監督が解任され、新たに就任したベルギー出身のピーター・マース監督の初陣となったSTVVは鈴木優磨とシュミット・ダニエル、アウェーチームからは森岡亮太が先発した日本人対決となった。

 先制したのはシャルルロワのママドゥ・フォル。だが、STVVも43分にナゾンのゴールで同点に追いつき、前半は1-1で折り返す。

 そして、再びリードを奪ったのはアウェーチームだった。51分、中盤でシャルルロワのツートップの一角を務めるニコルソンが追加点を挙げ、ホームチームは追う立場となる。だが、その後も試合の主導権を握られ、森岡も中盤で躍動。ボールさばきでSTVVを圧倒する。

 さらに69分、STVVのアサモアがボールを奪った森岡へのファウルでこの日2枚目のイエローカードで退場処分となり、数的不利となる。

 鈴木は73分にCKからヘディングシュートを放つなどゴールに迫るが、75分に交代。80分からはベンチ入りしていた中村敬斗が投入されるが、なかなかボールに触ることもできない。

 89分には森岡が自らゴール前に抜け出してシュミットと1対1になる好機に恵まれるが、これはシュートまで持ち込めずに終わった。試合はこのまま1-2で終了。シャルルロワは6試合ぶりの勝利となり、STVVは新監督のもと黒星スタートを切り、3連敗を喫している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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