【G大阪】J1通算200試合出場達成の湘南戦で1G1Aの大活躍!「良いイメージ」とパトリックが日本語で明かした秘訣とは?

2020年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

天皇杯出場権争いを一歩リード

今季8点目が決勝弾となったパトリック。写真:徳原隆元

[J1リーグ31節]湘南1-2G大阪/12月6日(日)/BMWス

 川崎フロンターレの優勝は決定しているものの、ACL圏内の3位以内、さらに天皇杯出場権が得られる2位争いは激戦となっている。

 前日に行なわれた試合で暫定的に名古屋グランパスに2位の座を明け渡したガンバ大阪だが、日曜日の湘南ベルマーレ戦では福田湧矢のミドルシュートで先制に成功。一時は同点に追い付かれるものの、66分のパトリックのゴールで再びリードを奪うと、終盤の相手の猛攻もGK東口順昭のスーパーセーブなどで凌ぎ切り、2-1の勝利で2位に返り咲いた。

 決勝点を挙げたパトリックは試合後のフラッシュインタビューで「ディフェンスがしっかりとしているチームと認識していたので、試合のなかで1回、2回あるかどうか分からないチャンスが来たときは、キッチリと決め切れるように集中して準備していました」と語り、自身の得点シーンの秘密をこう明かした。

「(藤春廣輝に)アップやロッカールームで、ああいったシチュエーションがあったら、ファーサイドで構えているので、ふわっとしたボールを入れてほしいと伝えていたので、思った通りのゴールでした」と喜びを口にした。
 
 さらにパトリックは福田の先制弾もポストプレーでアシスト。J1通算200試合出場のメモリアルゲームで1ゴール・1アシストとチームの全得点に絡む大活躍だ。自らの活躍で節目のゲームに花を添えたパトリックは「アリガトウゴザイマス。ワタシ、良いイメージでした」と流暢な日本語で回答し、チームの連携に手応えを感じている様子だ。

 この勝利でアドバンテージを保持したG大阪。残るは敵地での横浜FC戦、ホームでの最終節・清水戦で、この2戦に勝利すれば、他チームの状況に関わらず2位が確定する。

 天皇杯という残されたタイトル獲得に向け、視界は良好だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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