【FC東京】「今でも覚えている」土壇場で散った4年前の悔しさ晴らす!16強&中国の壁超えへ東慶悟が意気込み

2020年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「歴史をここのカタールで変えて…」

クラブの歴史を塗り替えると意欲を見せたキャプテンの東。写真:FC東京

 現地時間12月4日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント進出を決めたFC東京が開催地・カタールからオンライン会見を実施。キャプテンの東慶悟が出席し、現在の心境などを明かした。

 前日のグループステージ最終戦で、パース・グローリー(オーストラリア)に1-0で勝利し、16強入りを決めたFC東京。東は次戦の対戦相手・北京国安(中国)については、「そこまで試合を見たわけでもない」と前置きしながらも、「帰化選手が何人かいたり、外国人選手がすごく強烈っていう話は聞いているので、そこはすごく要注意」と説明。

 また、決勝トーナメントに対しては「ここから一発勝負で延長・PKもあるんで、また予選と違った雰囲気になると思う。しっかりまたチーム全員で戦っていきたい」と話し、改めて強い覚悟を示した。

 さらに会見では、FC東京が過去に参戦したACL2大会(2012・2016)にも言及。特に上海上港相手に、91分に失点しアウェーゴール差で敗れベスト16で散った16年大会は自身も出場しており、「今でも覚えている」と、具体的に回想した。
 
「引き分けで終われたら次のラウンドってところで、最後1プレーでやられたことは今でも記憶している。僕はいなかったが、その前(2012年)も広州恒大にベスト16で敗れている。次も北京てところで中国の壁があると思うので、そこをなんとかみんなで壁を超えたい。

 去年チームとしても最高順位(2位)、最高勝点(64)で歴史を変えられていると思うので、そういう自信はあるし、歴史をここカタールで変えて、どんどんチームとしても強くなっていきたい」

「楽しみにしている」とも話した6日に迎える北京国安との決戦。5勝1分で負けなしと、勢いに乗る難敵だが、持ち前の組織力で今度こそベスト16と、中国の壁を超えたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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