「ゴメンなさい」衝撃の敗戦にG大阪・パトリックが“謝罪”も、励ましの声多数! 「残り全試合…全集中や!」

2020年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

目の前で川崎の優勝を見せつけられ…

大一番での衝撃の敗戦に、悔しさをにじませたパトリック。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 11月25日、ガンバ大阪のパトリックが自身のSNSを更新。衝撃の敗戦に悔しさをにじませている。

 25日、2位のG大阪は首位の川崎フロンターレとアウェーで対戦。引き分け以下で相手の優勝が決まるという大一番で、目の前での優勝を阻止するためにも、絶対に落とせない、モチベーションも高い一戦だった。

 だが、ゲームは一方的な内容。22分にレアンドロ・ダミアンに先制されると、その後も押し込まれる展開が続き、45分、49分、73分と家長昭博に立て続けに3点を奪われてしまう。さらに終了間際の90分には途中出場の齋藤学に今季リーグ戦初ゴールを献上。終わって見れば0-5という大差での、屈辱の敗戦となった。

 敗戦のショックも冷めやらぬ試合からわずか2時間後。フル出場のパトリックはSNSを通じてメッセージを発信。全文日本語で次のような率直な思いを綴っている。

「ここでゴメンなさいと言わせてください。サポーターのミンナも残念でやりきれない気持ちだと思います。それは僕達も同じでとても強く感じています。今日の試合は良い試合にする事が出来ませんでした。でも今は頭を上げてきっちり前を見据えていかないといけません。まだ終わっていない。僕達が持ってる物を全て出し切って最終戦まで戦います。お願いです。ポジティブなパワーを送ってください。ありがとうございます。(原文ママ)」
 
 パトリックは14年のシーズン途中にG大阪に加入し、宇佐美貴史との強力2トップで、その年の国内3冠にも大きく貢献。その後サンフレッチェ広島に渡るも、昨夏から古巣に復帰していた。加入から延べ6年、計5シーズンにも渡りG大阪に在籍し、チームの柱の1人でもあるブラジル人ストライカーは、人一倍責任を感じていたようだ。

 この投稿にはファンも反応。次のような激励の声が数多く寄せられている。

「謝る必要ない。どんな時も応援してます」
「パト!悲観することはないぞ」
「残り全試合…全集中や!!」
「本当の勝負はこれからや!」
「天皇杯で倍返し!」
「残り全部勝とう!!」
「パトのメッセージで復活」

 リーグ戦は残り4試合。2位以上に与えられる天皇杯出場権確保に向けても、2020年の戦いはまだまだ終わっていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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